音楽、映画、ドラマ、小説、漫画をもっと楽しく 代官山 蔦屋書店にて「カルチャーと批評」フェア開催へ
総合カルチャーサイト『リアルサウンド』を運営する株式会社blueprintが、9月1日から30日まで、代官山 蔦屋書店にて「カルチャーと批評」と題したブックフェアを展開している。
blueprintでは2018年より、気鋭の書き手による新鮮な切り口の評論/批評集を、装丁家・川名潤による洗練されたブックデザインで提供するレーベル「Real Sound Collection」をはじめ、社会学者の宮台真司による映画評論集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』や、FORWARD/DEATH SIDEのボーカリストISHIYAによるノンフィクション『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』など、音楽や映画などにまつわる書籍や写真集を刊行してきた。
「カルチャーと批評」フェアでは、blueprintより刊行している書籍を中心に、カルチャー評論/批評の新たな可能性を示す書籍を、幅広いラインナップで取り揃えている。どの書籍も、独自の視点からシーンや作品の魅力を読み解いており、多様なコンテンツの楽しみ方、評論/批評という営みの豊かさを感じさせてくれるはずだ。
本フェアでは9月12日に刊行予定の木俣 冬『ネットと朝ドラ』の先行販売を行っている。さらに、blueprintで運営するWebサイト『リアルサウンド ブック』では近日、本フェアと連動した特集を展開する予定だ。
【フェア開催概要】
『カルチャーと批評』
日程:2022年9月1日(木)~10月17日(月)
会場:代官山 蔦屋書店
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
【blueprintについて】
2006年設立のblueprintは、2013年より総合カルチャーサイト『リアルサウンド』を運営しているメディア運営会社/出版社。『リアルサウンド』には音楽、映画、テック、ブックの4部問があり、各ジャンルの最新情報はもちろん、アーティストやクリエイターのインタビュー、専門家による作品レビューなど、読み応えのあるコンテンツを日々掲載している。また、2018年よりスタートした出版部門では、音楽や映画などのカルチャーにまつわる書籍や写真集を刊行している。
コーポレートサイト:https://blueprint.co.jp/
【Real Sound Collectionとは】
【Real Sound Collection一覧】
『リズムから考えるJ-POP史』……平成30年間を彩ってきたJ-POPの数々はどのように変化してきたのか。宇多田ヒカルや小室哲哉、中田ヤスタカ、三浦大知といった各年代を代表するアーティスト・プロデューサーを取り上げ、そのリズム表現に着目して“J-POP”を分析。これまでになかったアプローチで音楽批評を展開する一冊。
『僕等はまだ美しい夢を見てる ~ロストエイジ20年史~』……バンドマンの目指すべき目標は、売れることだけじゃない。独自の活動スタイルで、新しい形の“バンドの成功”を提示したロストエイジ。その20年史に、音楽ライターの石井恵梨子が迫る。
『明るい映画、暗い映画 ー21世紀のスクリーン革命ー』……批評家・映画史研究者である渡邉大輔による初の評論集。インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのか? 「明るい画面」と「暗い画面」という見立てから、これからの映画の可能性を読み解く。
『進撃の巨人という神話』……社会学者の宮台真司、精神科医の斎藤環、漫画研究家の藤本由香里、漫画編集者の島田一志、ドラマ評論家の成馬零一、作家の鈴木涼美、暗黒批評家の後藤護、ライターのしげる、それぞれ異なる角度から『進撃の巨人』の魅力を立体的に描き出した本格的漫画評論集。
『ベルセルク精読』……「Real Sound Collection」本格的漫画評論集の第二弾。さらに論者を増やして、ダークファンタジーの傑作『ベルセルク』の魅力に迫る。著者の故・三浦建太郎先生へのリスペクトと、森恒二先生とスタジオ我画による連載再開への期待に満ちた一冊。
『ネットと朝ドラ』……ネットで「朝ドラ」と検索すると、なんと29,500,000件もの記事がヒットすることをご存知だろうか? 『ひよっこ』から『ちむどんどん』まで、日本で最も「朝ドラ」の記事を書いたと自負する著者・木俣 冬が「朝ドラ3.0の時代」を鋭く照射する本格評論集。9月12日発売予定。
直販サイト「blueprint book store」:https://blueprintbookstore.com/