子どもの絵がプロ漫画家の手でアート作品に? ペガサスハイド氏のYouTube企画がすごい

 元週刊少年漫画誌の連載作家・ペガサスハイド氏が自身のYouTubeチャンネルで新企画を始動。15歳以下の子どもたちから寄せられたイラストを素敵なアートに変身させるという動画を配信し、視聴者から「ワクワクしながら楽しめました」などといった称賛のコメントが寄せられている。

 普段は、視聴者から寄せられた一見上手な漫画やイラストをプロの目線で細かく添削しているペガサス氏。解説のわかりやすさとともに、あくまで本人の長所を生かすアドバイスが心地よく、自分では絵を描かない人も楽しく視聴できる。チャンネル登録者数は15万人を超える。

 そんなペガサスハイド氏は6月1日に「子供の絵が素敵なアートに大変身! #1」と題した動画を配信。子供が描いたメイド風の格好をした女性のイラストを、ペガサスハイド流のアートに昇華させていった。

子供の絵が素敵なアートに大変身! #1

 普段の動画では饒舌なハイド氏だが、どうやらこのシリーズでは喋りはなく、BGMと映像のみで展開していくようだ。仕上がった作品には「可愛いです! たくさんのマスキングテープとシール、幼い頃のキラキラした気持ちを思い出しました…」などといった称賛の声が続々と到着。およそ5分で視聴することができる手軽さも、この動画の魅力の一つと言えるだろう。

 6月8日には「ラクガキが素敵なアートに大変身! #2」と題した動画が更新された。今回もカラフルに色付けされた女性のイラストというアイデアを受け、想像力を膨らませ、“素敵なアート”を作り上げていくハイド氏。細かな作業風景も映し出されているので、「お~!むちゃむちゃ綺麗です! 背景が黒で引き締まってる分、髪の毛のカラフルさが目を惹きますね スクリーントーンとの併用も素敵です! いろんな道具を使ってますね」といった声も寄せられている。

ラクガキが素敵なアートに大変身! #2

 これまでも視聴者から寄せられた数々のイラストと真摯に向き合ってきたペガサス氏の新企画。受け取ったアイデアの卵のようなものを、プロの力でアートに昇華していく様子は、同じ絵を描く人なら、引き出しを増やすきっかけにもなるのではないだろうか。今後このシリーズからどんな名作が生まれていくのか、引き続き注目していきたい。

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