SLAM DUNK桜木×流川、ドラゴンボール孫悟空×ベジータ……名作漫画に欠かせないライバル関係5選
孫悟空×ベジータ
『ドラゴンボール』で永遠のライバルとしてしのぎを削った孫悟空とベジータ。サイヤ人の王子でエリート意識が強いベジータが悟空を一方的にライバル視している節があった。
ところが数々の戦いを通じ、悟空の強さを目の当たりにし続けたことで、最終的には悟空の方が「力が上」であることを認めている。また、悟空もベジータを認め、お互いの実力を認識し、認めあう良きライバルになっていた。
『ドラゴンボール』シリーズはアニメでも絶大的な人気を誇り、老若男女に人気がある。漫画のライバルと聞いて悟空とベジータを想像する人も多いのでは。
ルパン×銭形警部
『ルパン三世』で永遠のライバルとして描かれていたルパンと銭形警部。銭形はルパンの逮捕だけに異常な執着心を持ち、どこまでも追いかける。
ルパンにとっては厄介な存在であることは事実のようだが、いつしか逮捕に執念を燃やす銭形を認めていた。一方、銭形はルパンの逮捕を目指しているものの、死亡説が流れた際には涙を流すなど、どこか「永遠に逃げていてほしい」と感じているような描写も見られた。
2人は死闘を繰り広げるうちに友情を感じていたようで、認め合うシーンがたびたび登場する。アニメでは山田康雄と納谷悟朗がこの関係性を忠実に演じ、現在の栗田貫一×山寺宏一体制にも引き継がれている。『ルパン三世』がアニメで放映されるたびに、2人の友情に似たライバル関係が描かれ続けていくことだろう。
実際にいると鬱陶しい気もするライバルだが、スポーツや一般企業、さらには学業など、ありとあらゆる場面で、自分の能力を引き上げてくれる相手であり、個人の成長には欠かせない存在だ。そして、切磋琢磨しながらも認めあうライバルは、漫画を盛り上げる上でも重要な要素と言えそうだ。