海原雄山の至高Tシャツも! 美味しんぼファン垂涎(?)ゆかりのアイテム4選

『美味しんぼ』ゆかりのアイテム

 日本を代表する料理漫画のひとつで、80年代後半から90年代前半にかけて放送されたアニメも好評だった『美味しんぼ』。2020年に開設された公式YouTubeチャンネルは、20万を超える登録者数を誇っている。

 他方で、現在大きく盛り上がっているのが、人気アニメ/コミックのグッズだ。『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』など、人気作はさまざまな形でグッズ化され、ファンの日常に溶け込んでいる。

 漫画やアニメを見ているうちに『美味しんぼ』関連の商品がほしいと考えている人もいるのではないだろうか。今回は今でも手に入れることができそうな『美味しんぼ』関連の商品を紹介したい。

海原雄山のTシャツ

美味しんぼTシャツ(COSPA)

 『美味しんぼ』の代表的なキャラクターのひとりである海原雄山。その刺激的な言動、そして食への飽くなき探究心は、架空の人物でありながら日本の食文化に影響を与えたともいわれる。

 そんな雄山が肖像画のように描かれているTシャツが販売されている。雄山の顔に加え、背中には「至高」の文字が入っている。着用することで、雄山になりきることができるかもしれない、至高の一枚といえよう。

 Tシャツに描かれている雄山は、息子・山岡士郎への愛が発覚したあとのもの。初期のような過激な発言は慎み、美食倶楽部の主宰として相応しい振る舞いを見せてほしい。

純金の鍋

 典型的な成金の鶴森が、東西新聞社の大原社主と山岡・栗田に見せびらかした純金のフグ鍋。当然、自慢された山岡は不機嫌そうな顔を浮かべる。

 しかし、鶴森は純金のフグ鍋で作られる味に不満を持ち始めたそうで、大原社主にアドバイスを求める。ここで山岡が「純金の鍋なんぞを作って喜んでいるただの成金から成長した証拠です」と啖呵を切り、鶴森を激怒させることになる。その後、山岡が煤けた土鍋をフグ料理屋から借り、水と醤油だけでフグの雑炊を作り上げた。

 この「純金の鍋」を手に入れることができるのだろうか。2012年に日本橋三越本店で開催された「大黄金展」で、4345万9500のしゃぶしゃぶ鍋が展示されている。現在どうなっているかは不明だが、大金を積めば手に入れられるかもしれない。また、純金を持っていれば、オーダーで作り上げることも、ありえない話ではない。

吉野の杉箸

[白木の箸]吉野杉箸(大月商店)

 パリ支局から帰国した時山支局長の娘と、日本文化に興味を持つパリの雑誌記者エレーヌ、そして栗田ゆう子を引き連れ、日曜日に奈良県の吉野へ向かった山岡。

 時山の娘とエレーヌに杉箸を作る様子を見せると、エレーヌの取材で京都の料亭に向かった4人。そこに取材相手である登田と海原雄山と対面する。山岡が正しい箸の使い方を時山の娘とエレーヌに説明したが、「箸先をなるべく濡らさずに食べる」という作法の説明を忘れ、叱責されることになった。

 山岡が叱責を受けるきっかけとなった吉野の杉箸は、現地はもちろん、インターネット通販でも手に入れることができる。雄山の説いた作法を守ってみるのも、いいかも。

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