ギャグ漫画に必要なセンスとは? 元週刊少年漫画誌連載作家が添削動画で徹底解説

 昨年より続くコロナ禍で“動画で学びを得る”ことは、ますますスタンダードなものになってきている。やはり静止画よりも動画のほうが、学ぶ側にとってもわかりやすい面を考えると、必然な流れであるように思う。

 そんな中、元週刊少年漫画誌の連載作家である「ペガサスハイド」氏の漫画原稿添削動画が高い人気を博している。視聴者から寄せられた漫画やイラストを細やかにチェックし、プロの目線から見た長所と短所をしっかり解説。これからプロの漫画家を志す人にとっては、大変勉強になるチャンネルだ。まったくイラストなどに興味がない人でも、“プロによるテクニックが加わるとこんなに変わるんだ”と、「ビフォアー・アフター」を楽しむことができる。

 9月5日に公開された「#27 一見上手な漫画もプロが見れば…? 少年コメディ漫画原稿添削」と題した動画では、“漫画家を目指していた”というtonikaさんが描いたギャグ漫画の原稿添削を行った。

#27 一見上手な漫画もプロが見れば…? 少年コメディ漫画原稿添削

 まずは長所について「起承転結が綺麗にキマッている」「シンプルにうまい」とコメントした。イラストのテクニックだけではなく、しっかりと構成についても解説してくれているので、ストーリーや細かなギミックを考えるという視点でも、大きな学びがあるはずだ。動画の中でペガサスハイド氏は、ギャグ漫画は、読者がツッコミを入れられるような“遊び”が必要と説いているが、「(tonikaさんは)そういうセンスが備わっている」と絶賛した。

 その上で“敢えて修正するなら?”ーー。ペガサスハイド氏は、「読者の視点を遮るような文字の置き方」「盛り上がるコマはより派手にして盛り上がりを強調させる」などのポイントを指摘した。確かに動画を見比べてみると、3コマ目の派手さと4コマ目の地味さがよりはっきりとしたように感じる(この漫画原稿は4コマで作られている)。



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