『ビー・バップ・ハイスクール』『ろくでなしBLUES』……『東京卍リベンジャーズ』と一緒に読みたい名作ヤンキー漫画4選
和久井健が手がける漫画『東京卍リベンジャーズ』。ヤンキー漫画をベースに、アクションやSF的な設定も加わった作風で大流行している。
『東京卍リベンジャーズ』を読んで、かつてのヤンキー漫画を思い出した世代もいるだろう。今回は時代を彩ってきたアウトローなヤンキー漫画を振り返ってみたい。
『ビー・バップ・ハイスクール』
「ヤンキー」という言葉が存在せず、不良少年が「ツッパリ」と言われた時代に大ブームを巻き起こした作品が、きうちかずひろ原作の『ビー・バップ・ハイスクール』だ。
ツッパリのヒロシとトオルが高校で喧嘩や恋をする様子を描いた作品で、「ヤングマガジン」で1983年から2003年まで連載され、80年代のツッパリのバイブルとも称される。
また、この作品は映画化され、大ヒットを飛ばしている。俳優・仲村トオルのデビュー作品としても有名だ。
『ろくでなしBLUES』
「週刊少年ジャンプ」で1988年から1997年まで連載された名作『ろくでなしBLUES』だ。前田太尊や山下勝嗣、沢村米示らがさまざまな人物とバトルを繰り広げていくストーリーだった。
物語の見どころはさまざまだが、その1つに格闘シーンに登場する技がある。基本的にはアッパーカットやライトクロスなどのボクシングが中心だが、バックドロップなどのプロレス技も登場した。
2011年には日本テレビでドラマ化されたほか、ファミリーコンピューター、スーパーファミコン、ニンテンドーDSでゲーム化されている。