『東京卍リベンジャーズ』“泣き虫のヒーロー”タケミチが涙を流した回数は? 最新刊までカウントしてみた
【※本稿は『東京卍リベンジャーズ』のネタバレを含みます】
今、一大ブームを巻き起こしている大注目のマンガ『東京卍リベンジャーズ』。 中学時代に付き合っていた人生で唯一の恋人であるヒナが殺されてしまう最悪の未来を変えるべく、主人公の花垣タケミチがタイムリープを繰り返し、元凶である不良グループ「東京卍會」の頂点を目指すという物語だ。
本作にはマイキー、ドラケン、千冬......といった主人公のタケミチを圧倒するほど魅力的なキャラクターが登場するため、ついついタケミチの姿がかすんでしまうことがある。だが、今回はあえてそんなタケミチに注目していきたい。
「泣き虫のヒーロー」の異名を持つタケミチ
別名「泣き虫のヒーロー」という、強いのか弱いのかつい頭を傾げてしまうような異名を持つタケミチ。その理由はもちろんよく泣くからである。彼が泣く理由は殴られて痛い時だけではなく、嬉しい時、悔しい時、決意の時......とにかく多岐に渡り、その様子を見ていると涙もろい性格だということがよく伝わる。
この「泣き虫のヒーロー」という異名を最初に発したのは、アッくんこと千堂敦。タケミチとは中学時代からの友人で通称「溝中五人衆」のリーダー的存在だ。そんな彼が未来で稀咲鉄太に操られ数々の悪事に手を染めてしまい、自分の人生に絶望した時にタケミチに「みんなを助けてくれ 泣き虫のヒーロー」と言うのだ。
タケミチが涙を流した回数
「泣き虫のヒーロー」の異名を持つタケミチだが、そもそも本当に泣き虫なのだろうか?そこで、既刊の1巻〜23巻の中でタケミチが涙を流した回数を調べてみた。(*涙が目に浮かぶシーンはカウントせず、涙が頬をつたうシーンのみをカウント)
その結果、1巻〜23巻の中でタケミチが涙を流した回数はなんと計51回。物語の始まりである第1話から立て続けに2度涙を流すなど、初期では類を見ないほどの「泣き虫」ぷりを発揮していたが、巻が進むにつれてタケミチが心身共に強くなったからか涙を流す回数も徐々に減っていく。ちなみに18巻ではタケミチ以外の登場人物の回想シーンが多かったため、なんと泣いた回数が0という奇跡の巻になっている。