上白石萌歌の「週マガ」グラビアに流れる“やさしい時間” 暑さも吹き飛ぶ眩しい笑顔に注目

上白石萌歌が「週マガ」グラビアレビュー

 女優の上白石萌歌が7月28日発売の『週刊少年マガジン』35号(講談社)の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 今年8月20日に主演を務める映画『子供はわかってあげない』が公開されるほか、秋には『ソロモンの偽証』(WOWOW)にて連続ドラマ初主演、さらに2022年には同年前期放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演することが発表されている。女優として順調に活躍する傍ら、「adieu」としてのアーティスト活動も積極的に行っている。誌面には、そんな多彩な上白石萌歌の柔らかい素顔を捉えたグラビアが掲載されている。

表情から伝わる気持ち

 窓際のあたたかい日溜り。白いTシャツを着た上白石萌歌が静かに目線をこちらに投げている。女優としてさまざまな話題作に出演しているなか、束の間の休日。その柔らかい表情を見ていると、自然と心が解れていくような感覚になる。言葉にならない感情を柔らかい風に乗せて届けてくれているような。白が際立つ扉の1ページから、既に上白石萌歌の表情に夢中になってしまっている。

 続くページでは、薄色デニムのサロペットに濃いめのブルーのノースリーブを合わせている。ソファでくつろいだり、窓際に寝そべったり、広々とした部屋で自由に過ごす。落ち着きのある瞳で、自由奔放に、軽やかにその場に佇んでいる様にこそ上白石萌歌の魅力が溢れているように思う。目に見えない鎖に縛られることもなく、かといって、むやみやたらに越えてはいけない柵を越えたりはしない。どこにいても自分らしく、それでいてどんな場所にも馴染んでしまう。柔軟なやさしさ。それは、読者の心をもあたたかく包み込んでくれるほどのもので、忙しない日々のなかでふと忘れていた穏やかさを思い出させてくれる力を持っているように感じる。

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