味噌汁の具に煮干し、餃子、納豆はアリ? 『あたしンち』お母さんの豪快なアイデアを検証
タチバナ家の何気ない日常を描いた内容が人気の漫画『あたしンち』。お母さんの豪快な料理は、読者に強烈なインパクトを残した。
様々なユニーク料理が描かれたが、そのなかでも話題となったのだが、味噌汁の具。「そんな発想があったか」と叫びたくなるようなものが、タチバナ家でだされていた。
煮干し
学校で同級生しみちゃん、ゆかりんと味噌汁について話したみかん。しみちゃんが「許せない具」を語ると「私は煮干しが嫌」と答える。
一斉に「それはダシでしょ?」とツッコミを入れられると、「いやうちは煮干しと油揚げとか、煮干しとネギをよく」と答える。「ダシを食うの?」と冷や汗をかかれてしまった。
他所の家では煮干しを味噌汁に入れて食べないことを悟ったみかんは、「カルシウムの補給にさ」と苦し紛れの嘘をついた。
味噌汁における煮干しは「いりこだし」と呼ばれるもので、美味しく食べるためのコツでもある。入れっぱなしでそのまま具にしてしまうは少々豪快だが、美味しいことは間違いなさそう。また、成長段階への子供にとって、煮干しのカルシウムは貴重な栄養源だ。
餃子
しみちゃんから「ほかには?」と聞かれたみかんは、「餃子が嫌い」と話す。するとしみちゃんとゆかりんは「餃子って何」と絶句してしまう。
みかんは「夕飯の餃子がよく余るのよ。それをね、翌朝味噌汁に…」と話す。そのカットには、強いニンニク臭が描かれていた。
話を聞いたしみちゃんとゆかりんは「ウソお」「みかんのお母さんって…!! ギャハハハ」と爆笑。みかんは他所では餃子入りの味噌汁を食べないことを学んだ。
かなりユニークな餃子入りの味噌汁だが、ネット上では『あたしンち』の影響で真似をする人も。筆者も作って食べた経験があるが、豚汁のような感覚で、それなりに味を楽しめるものではあった。