OKAMOTO’S オカモトショウ連載「月刊オカモトショウ」第3回:女子高生のゆるい日常を描くギャグ漫画『女の園の星』
ーーでは最後に本作のお気に入りのセリフのご紹介をお願いします!
「これ夢の中で仕上げたんですか?」
(2巻「9時間目」)
ショウ:「同僚の小林先生がバレー部の集合写真でタペストリーをデザインすることになって。一人でいろいろ考えているうちに、“恐れ入ります”という言葉が入った不思議なデザインになっちゃうんですけど、そのときに星先生が言うセリフです。この後、小林先生がニヤけながら「えっ」「ちゃんと起きて考えましたよ」って答えるのも面白いです(笑)」
『女の園の星』を読みながら聴きたい名盤をオカモトショウがPICK UP!
ショウ:Tempalayの音楽はすごく不思議で、熱くもなく、冷たくもなくて。綾斗(小原綾斗/V&G)とはよく話をするんですけど、「ホラーや人が怖いと感じるものはキャッチ—だ」って言うんですよ。実際、Tempalayの曲にはホラーっぽいリフが入ってたりするんですよ。そのバランスが『女の園の星』に近いかもしれないな、と。このアルバムには『わたしは真悟』(楳図かずお)をモチーフにした「シンゴ」という曲もあって、マンガとの親和性もあるのかなと。まあ、マンガを読みながら聴くというより、まずはアルバムを聴いてもらって、「そう言えばオカモトショウがあんなこと言ってたな」って思い出してもらえれば(笑)。