『ONE PIECE』キャラで最強の野球チームを作るなら? 大谷翔平も驚きのベストナイン

ONE PIECE最強ベストナイン

6番(遊)サー・クロコダイル

『ONE PIECE』56巻(集英社)

 下位打線でありながら長打も期待される6番を務めるのは、バロックワークスの元社長であるサー・クロコダイルだ。彼の守備時のポジションは、守備の花形とも言われるショート。守備範囲が広く周りの統率を取りながらも、高い能力も求められるショート。クロコダイルは犯罪組織のトップとして国の乗っ取りを企てたりと、作中でも高い統率力とカリスマ性を見せていた。またやむを得なかったとはいえ、インペルダウンでルフィを支えたり、元部下のダズ・ボーネスを再び連れ出す面倒見の良さも見せている。

7番(中)ニコ・ロビン

『ONE PIECE』44巻(集英社)

 下位打線の中でも特に器用さを求められる7番を担うのは、一味を一歩引いた目線で支えるニコ・ロビン。ロビンの長所は何と言ってもその守備範囲の広さである。そのため外野の中でも特に守備範囲の広いセンターは、走らなくてもキャッチが出来るロビンに最適と言える。彼女なら外野の要として、ライトのルフィとレフトのフォクシーを上手くまとめてくれるに違いない。

8番(捕)フランキー

『ONE PIECE』37巻(集英社)

 キャッチャーの定位置とも言える8番に身を置くのは、「ONE PIECE最強ベストナイン」の司令塔を務める麦わらの一味船大工フランキーだ。一見考え無しでルフィ達と同列のように見えるフランキー。しかし作中では、意外と大人っぽく頭脳派な面も見せている。周りのテンションも上げられ、時には思慮深く戦況を見つめるフランキーは、チームを盛り上げ勝利に導くキャッチャーにぴったりだ。

9番(投)バンダー・デッケン九世

『ONE PIECE』65巻(集英社)

 野球で1番大切と言っても過言ではない投手。数多くいる『ONE PIECE』の強力なキャラの中で、命運を握る投手として選出されたのは、しらほしの天敵であるバンダー・デッケン九世である。バンダー・デッケンの選出理由は、何と言ってもマトマトの実の能力だ。キャッチャーに触ってから投げれば、どんな暴投もたちまちスーパーな魔球に早変わり。試合の際はしらほしに投げていた武器を野球ボールに持ち替え、チームの勝利に貢献してもらいたい。

 今回は「野球最強メンバー」を考えてきたが、世の中には他にも様々なスポーツがある。野球好き以外に、サッカーが好きな人や格闘技を嗜む人なども大勢いるだろう。「黒足」や「格闘チャンピオン」など、多くの魅力的なキャラクターが登場する『ONE PIECE』。ぜひ本稿を読んだ人も、様々な角度からファンタジー満載の妄想を楽しんでみて欲しい。

■青木圭介
エンタメ系フリーライター兼編集者。漫画・アニメジャンルのコラムや書評を中心に執筆しており、主にwebメディアで活動している。

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