髙橋ひかる、グラビアに残した“10代最後の輝き” 青い空と海の間で見せた表情に注目

髙橋ひかる、グラビアに残した“10代最後の輝き”

 「青さ」は、ときに人としての未熟さを指す言葉として使われる。しかし「青に舞う」髙橋ひかるのグラビアを見ていると、海と空の境目にも囚われず、自由に、広々と、大きく自分を見せることのできる彼女自身のパワーを表しているようにも感じられた。実体のない空気を味わったり手に掴んだりして、空間に自分の影をどっしり残していくような。それは未熟さゆえの力なのかもしれないが、グラビアに写る髙橋ひかるからは、大きな輝きを感じてならないのだ。

 「纏うのは希望——。」きっとその通りだ。グラビア全体からは落ち着いた印象を受けるのに、髙橋ひかるからは大きな輝きを感じる。それは、髙橋ひかる自身が放つ本物の輝きだ。彼女のいく先には、どれほど大きな未来が待っているのだろうか。たとえどんな未来でも、明るい笑顔でスッと受け入れていくのだろう。そんな髙橋ひかるの大きさを感じるグラビアだ。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitternote

■書籍情報
『週刊少年マガジン』14号
定価:300円(税込)
出版社:講談社
公式サイト

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