【漫画】コワモテ関西弁ギャルがデレるとどうなる? 『灰宮先輩は怖くてかわいい』のギャップに悶絶

【漫画】コワモテ関西弁ギャルがデレると?

 耳には大量のピアスを付け、鋭い眼光で周りを睨む灰宮先輩。誰にでも容赦なく歯に衣着せぬ言葉を浴びせる彼女だが、後輩の黒瀬くんにだけは優しい笑みを向け……。

 なぜか後輩の少年にだけは優しい少女によるかわいいラブコメ漫画が、Xにアップされた。本作はスクウェア・エニックスの漫画アプリ「マンガUP!」で連載され、2月6日(金)にコミックス第1巻が発売された作品『灰宮先輩は怖くてかわいい』だ。

 今回は作者である神山すむ(@sumutemu_)氏に、本作の創作の経緯やヒロインについて話を聞いた。(青木圭介)

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『灰宮先輩は怖くてかわいい』(神山すむ)

ーー本作を創作した経緯を教えてください。

神山すむ:最初は読切用の企画を考えていたんですけど、当初の設定では灰宮さんは男の子だったんですよね。そのうえ黒瀬くんは先輩で、元々は「灰宮くんと黒瀬さん」という関係性でした。連載作とはキャラデザとかも全然違って、その企画があまり上手くいかなかったんです。それで性別や立場をガラッと変えてキャラを作りXに投稿したら、それが想像以上にバズっちゃって(笑)。担当編集さんからもGOをいただいて、連載に至りました。

ーーヒロインが魅力的な作品だと思いますが、灰宮先輩を描くうえでこだわっている点は?

神山すむ:灰宮先輩を実在する人間だと思って描いています。喋り方とか振る舞いとか持っている小物とか、その辺りのディティールは細かく気を配っています。例えば、第9話に通話アプリでチャットするシーンがあるんですけど、そこも「自分だったらこう打つなと考えながら描く」というより、「灰宮先輩ならこう打つ」と文面を決めています。こうしたら話が面白くなるとはあまり考えないですね。その代わり、キャラクターが自分で動いてくれているので助かってます(笑)。

ーー灰宮先輩は関西弁も特徴的ですよね。

神山すむ:自分が関西の出身で、成人するまで大阪に住んでいました。大阪を出て、やっぱり関西の女性って強いなと感じることが多くて(笑)。強いし怖いんですよね。でもその“怖い”はただの“怖い”ではなくて、どこか愛を感じるというか。ちゃんと自分の意見を言えるみたいなところも灰宮先輩に合っているなと思って、関西弁にしました。あと単純に、方言を喋っている女の子ってかわいいですよね。

ーー本作のなかで、神山すむ氏自身が気に入っているポイントを教えてください。

神山すむ:第3話で灰宮先輩が黒瀬くんに絆創膏を貼ってあげるシーンがあるんですけど、自分としては絆創膏を持っているって少し特別な気がしていて。絆創膏を持っているってことは、ポーチに入れる瞬間があるってことじゃないですか。そのときに、自分以外の人が怪我したときのことも考えてると思うんです。普段は怖い灰宮先輩だけど、優しい一面もあるというのがわかる描写かなと思います。

 あとは同じ第3話で、先生と灰宮先輩が会話しているシーンがあって、怒っている先生に灰宮先輩が少しユーモアを含んだ返答をするんですけど、先生の反応を見ると普段からこういう会話をしてるんだろうなとわかるのが好きです。先生とはある程度仲が良くて、灰宮先輩は怖く見えても、実際は悪い子じゃないというか。第1話から第3話は、灰宮先輩や作品に興味を持ってもらえるように考えました。挙げた2つのシーンは灰宮先輩の魅力の一端が出ていて、物語の序盤の役割としても描写としても気に入っています。

ーー神山すむ氏が漫画を描き始めたきっかけを教えてください。

神山すむ:小さい頃から絵を描くのは好きで、大学は美大に行きました。でも漫画は描いていなくて、大学3年生の頃にウェブトゥーンを制作する会社で働いていたんです。そこで漫画の制作活動に少し携わらせてもらったのが、きっかけとしては大きかったと思います。それで大学4年生の卒業制作で初めて長編のオリジナル漫画を描いて、同人活動も始めました。そこからプロの漫画家を目指し始めた形です。

ーー最後に、今後はどのような作品を描きたいですか?

神山すむ:もちろん今は黒瀬くんと灰宮先輩の人生を描くのに必死なんですけど、高校生の恋愛ってかわいくて綺麗じゃないですか。それとは少し違う、人間の汚い部分も見え隠れするような恋愛物語を描いてみたいなという気持ちもあります。今後は、大学生の恋愛漫画とかも描けたら嬉しいですね!

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https://www.manga-up.com/titles/1626

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