相次ぐ系外惑星の発見、地球外生命研究に何をもたらす? 科学の発展と天文学の変遷を紐解く

相次ぐ系外惑星の発見、地球外生命研究に何をもたらす? 科学の発展と天文学の変遷を紐解く

 アストロバイオロジーセンター特任専門員であり国立天文台にも勤める日下部展彦が、地球外生命研究における変遷を徹底解説した『新説 宇宙生命学』が、2021年2月18日にカンゼンより発売される。

 昨年12月に地球に帰還した日本の探査機「はやぶさ2」は、世界で初めて小惑星内部の岩石などの採取に成功したとみられ、この試料には「太陽系の成り立ち」や「生命の起源」に迫るヒントが含まれているのではと期待されている。

 宇宙を知る術がない時代から、宇宙には地上と異なる世界があるのではないかと考えられてきた。人類は神を思い描き、世界のはじまりを想像するなど、宇宙に対しての思いを巡らせてきた。現在まで、日々目覚ましい科学の発展により系外惑星を含む多くの発見がなされ、まさに日進月歩、宇宙の解明が進んでいる。

 しかし過去から現在まで、変わらずに人々を魅了し続ける問いがある。「地球以外にも生命が存在しているのではないか」。本書ではそんな「宇宙における生命」をテーマにアストロバイオロジーを研究している専門家が、科学的な見地から天文学や地球外生命研究における変遷や未来についてをわかりやすく解説。科学の発展の歴史にも迫る1冊となっている。

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■著者:日下部展彦(くさかべ・のぶひこ)
アストロバイオロジーセンター特任専門員(国立天文台 併任)。2005年東京学芸大学教育学研究科修了。修士(教育学)。2008年総合研究大学院大学物理科学研究科修了。博士(理学)。国立天文台特任研究員、東京大学研究員などを経て、2015年より現職。専門は星・惑星形成、系外惑星、アストロバイオロジー、科学コミュニケーション。著書に『一家に一枚 宇宙図』(共著、科学技術広報財団, 2007, 2013, 2018)、『太陽系図』(共著、科学技術広報財団, 2014)、『宇宙図 宇宙が生まれてからあなたが生まれるまで』(共著、宝島社, 2018)などがある。

■監修:田村元秀(たむら・もとひで)
東京大学大学院教授、アストロバイオロジーセンター長(国立天文台 併任)。1988年京都大学理学研究科博士課程修了。理学博士。米国国立光学天文台研究員、NASAジェット推進研究所研究員、国立天文台助手、同准教授を経て、2013年および2015年よりそれぞれ現職。専門は、系外惑星天文学、星・惑星形成、赤外線天文学。日本天文学会林忠四郎賞、東レ科学技術賞などを受賞。著書に『太陽系外惑星』(日本評論社、2015年)、『第二の地球を探せ!』(光文社、2014年)、『アストロバイオロジー』(共著、化学同人、2013年)などがある。

■書籍情報
『新説 宇宙生命学』
著者:日下部展彦
監修:田村元秀
出版社:カンゼン
発売日:2021年2月18日
価格:本体1,800円+税
http://www.kanzen.jp/book/b555818.html

〈目次〉
第1章 宇宙人像の変遷
第2章 地球における生命の誕生
第3章 地球外生命探査の飛躍的な発展
第4章 ハビタブルな系外惑星は存在するのか
第5章 近未来の地球外生命探査
第6章 系外惑星における生命の可能性
第7章 宇宙生命学

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