お店レベルのガトーショコラに感動! ベルギーパティシエが教える、バレンタインデーにピッタリのスイーツレシピ3選

お店レベルのガトーショコラに感動! ベルギーパティシエが教える、バレンタインデーにピッタリのスイーツレシピ3選

 バレンタインデーが近くなると、あげる相手が家族オンリーな私でも、何を作ろうかとわくわくする。お菓子レシピ本の新刊をチェックするのも、だいたいこの時期。不思議と、いつもより一段上等なスイーツ作りにチャレンジしてみようかな?なんて前向きな気持ちにもなる。ちょうど空気が春めいてきて、心が浮き立つ季節だからかもしれないけれど。

 そんな時に出会ったのが『ベルギーパティシエがていねいに教える とっておきのごほうびスイーツ(レソンシエル/KADOKAWA)』だ。

現役パティシエに教わる、すべらないスイーツレシピ

 表紙を飾るのは、ハーブやベリー、削りチョコでセンス良く飾られたベルギー伝統菓子の「メルヴェイユ」。食べたことがないのに、超能力でも得たかのように美味しいのが一目で伝わる。本を開けばさらに「レモンとはちみつのパウンドケーキ」などの焼き菓子から、小惑星のようにきらめく「ボンボンショコラ」や「抹茶のフォンダンショコラ」などのチョコ系、見た目麗しい「メロンのデコレーションケーキ」や「ダブルクリームのロールケーキ」など、よだれものの生菓子系が次々と顔を出す。まるでヨーロッパのケーキ屋さんのショーウィンドウがそのまま本になったかのような素敵な写真に、思わずうっとり! 著者自ら手がけたというアンティークタッチのイラストも琴線に触れる。ついつい見入ってしまうこの日本人離れしたセンス、ベルギーパティシエとはいえ、只者じゃない……?

 それもそのはず。著者のレソンシエルさんは日本の洋菓子店数軒での修行を経て本場ベルギーに渡り、現地のパティシエコンクールやチョコレートの世界大会で受賞経験を持つ、筋金入りの菓子職人なのだ。異国の地で活躍する傍ら、登録者数51万人、総再生回数3,000万回超えの料理チャンネルを持つ人気YouTuberでもある。きっと全身からバイタリティとチョコレートが溢れまくるような、パワフルで尽きぬアイディアの持ち主に違いない。

 彼の初の著書となる本書では、YouTubeで人気のスイーツも含め、より作りやすいよう磨き抜いたプロセスを丁寧な文章と画像で紹介している。随所に散りばめられたコツや根拠、ポイントも膝ポンもの。「私にも作れるかも?」と奮い立たせてくれる。

 程よい分量も私の生活にマッチした。ホールケーキなら基本の型が15cm、大きくても18cmと小ぶりなサイズが中心で、三人家族の我が家にはぴったりだからだ。さっそく、全員が大好きな焼き菓子系から三品作ってみた。

タルト生地のクランブル

 グラニュー糖・アーモンドプードル・薄力粉・塩・バターというシンプルな食材メンバーをフードプロセッサーでガッガッと混ぜる「クランブル」は、本書の中でも手軽な部類に入るクッキータイプの焼き菓子だ。

 さっくりホロホロザクザクの食感が、ショートブレッドやサブレが大好きな私たち家族の舌にクリティカルヒットを放ち、焼いたそばからどんどん、どんどん消えていく。私の家族の口はブラックホールに通じているのだろうか?

 「タルト生地として使ってもOK」というこの万能生地はとても扱いやすく、好きな形にカットしたり、抜き型を使えたりと自由度も高い。試しに小さなマーガレットの抜き型を使ったら、笑ってしまうほど気持ちよく小花を量産できた。いつかぜひこの生地でフルーツもりもりのタルトも作ってみたい。

抹茶フィナンシェ

  続いては「抹茶フィナンシェ」。プロのパティシエのレシピなのに、手に入りやすいシリコン製のドーナツ焼き型で作れるカジュアルさがうれしい。パッと見はドーナツなのに、食べると焦がしバターが効いたリッチな味わいの本格フィナンシェというギャップも面白い。

 そのまま食べても当然美味しいのだが、今回は抹茶と相性抜群のホワイトチョコに浸し、100均のドライストロベリーを散らしておめかししてみた。目にも鮮やかな抹茶の緑×白の組み合わせはラッピング映えも間違いなし。今後、なにかの機会に手土産にするのも良さそうだ。

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