ねこまんまは行儀が悪い? スープ作家・有賀薫が提案する「スープかけごはん」で料理を気楽に
スープ作家・有賀薫によるレシピ本『なんにも考えたくない日は「スープかけごはん」で、いいんじゃない?』が、12月24日にライツ社より発売される。
本書は、鍋ひとつでつくったスープを白いごはんにかけて食べる超簡単な「スープかけごはん」を紹介する一冊。今まで「行儀が悪い」とされてきた「ねこまんま」を日本で初めて全面肯定した書籍となる。
ベストセラー料理研究家でもある著書の有賀薫は、「「ねこまんまは行儀が悪い」という言葉には、もう個人の好き嫌い以上の理由はないように思えます。時代は令和です。」とし、「男も女も働きながら日々の生活をととのえる上で、「ごはんに具材の入った汁をかける」という手段は、手間や時間という点でも、理にかなっています。作り手にとっては、何品も献立を考えなくていいし、鍋ひとつ、皿一枚で済んで片付けも楽々。食べる人にとっても、スルスル食べやすく、野菜もたっぷりとれて健康的です。何より、スープをごはんにかけたらおいしい! 禁止どころか、むしろ強力におすすめしたい、最高の食べ方なのです。」とスープかけごはんの魅力を語った。
「「もっとがんばれ」ではなく「今日もがんばったね」というメッセージを伝える味わいを。そんな気持ちでこの本を作りました。」と台所に立つ人を励ます一冊であることを強調した。
冷蔵庫に今ある野菜で作れるレシピや、夜遅くても罪悪感ない「オイルレススープかけごはん」レシピなどレシピは全80品掲載されている。
■掲載レシピ(一部)
・オムライスでも天津飯でもない、食卓の新定番「トマ玉塩スープかけごはん」
・餃子の具材、包まなくてもいいんじゃない?「ニラまみれ!鶏ひき肉のスープかけごはん」
・クリームチーズとにんじんと卵「たどり着いた究極のスープカレー」
・うどんを入れても美味しそう「焼きベーコンのカルボナーラかけごはん」
・簡単すぎじゃない?「サラダチキンの冷製麦茶漬け」
・3分で作れるアクアパッツァをかけちゃって「パセリのしらスープかけごはん」
■目次
1.野菜がたくさん食べられる「旬のスープかけごはん」→冷蔵庫に今ある野菜を主役にしちゃえばいいんじゃない?
レンジ蒸しなすのとろとろ飯/しいたけステーキとレモンのスープかけごはん/白菜の豆乳スープのかけごはんetc……
2.白いごはんを無限おかわり!「ごちそうスープかけごはん」→おいしいものはごはんにかけちゃえばいいんじゃない?
たたきごぼうと鶏肉のバタークリームスープかけごはん/じゃがいもと豚ばらのピリ辛スープかけごはん/やみつき注意の魯肉飯(ルーローハン)etc……
3.ストック&コンビニ食材で「すきま時間のサクッとかけごはん」→缶詰も冷凍も惣菜も上手に使っちゃえばいいんじゃない?
トマトジュースのしらスープかけごはん/生たまねぎとサバ缶のお茶漬け/レンジでタコライス風かけごはんetc……
4.夜遅くても罪悪感ない「オイルレススープかけごはん」→帰り遅くてもこれならOKなんじゃない?
きゅうりの透明スープかけごはん/えのきと油揚げ、梅干のスープかけごはん/坦々きのこ春雨スープかけごはん/etc……
5.休みの日に挑戦したい「世界のスープかけごはん」→たまには料理で世界旅行してみるのもいいんじゃない?
ベトナムで進化したビーフシチュー「ボー・コー」/シンガポールの「肉骨茶(バクテー)」/スペインの冷たいスープ「ガスパチョ」etc……
6.ごはんと味噌汁の新しい出会い「ニュータイプねこまんま」→ねこまんまってもはや立派な日本料理のひとつじゃない?
しょうがどっさり、トマトと豚ひき肉のねこまんま/生春菊とカリカリベーコン/とろとろモツの豚汁etc……
■書籍情報
『なんにも考えたくない日は「スープかけごはん」で、いいんじゃない?』
著者:有賀薫
出版社:ライツ社
発売日:12月24日
https://www.amazon.co.jp/dp/4909044280