長久玲奈が語る、フォトアルバムで表現した音楽と自分「”これが私かな”っていうことを書き綴りました」
福井弁なまりのおっとりしたキャラクターと8等身のスタイルで人気を集め、2019年にAKB48チーム8を卒業。現在はシンガーソングライターとして活動している長久玲奈の写真集『1stフォトアルバムKURENA』が2月27日に発売された。
同写真集は、故郷の福井と、現在暮らしている東京で撮り下ろしたカットで構成。また”音楽を探す”をテーマに、2月25日発売された1stミニアルバム『My Own Way』と連動するなど、写真と音楽の2つで楽しめる作品に仕上がっているという。
5月11日には20歳の誕生日を迎える長久玲奈。彼女は写真集にどんな想いを込めたのだろうか。今後の展望や見どころについて語ってもらった。【インタビューの最後にサイン入りチェキプレゼント企画あり】
勇気を振り絞って書き綴りました
――写真集の発売おめでとうございます。フォトブックはどんな内容になっていますか?長:故郷の福井と、東京で撮影していただいて、撮影中に考えていたことや当時を思い返して書いたエッセイも掲載してもらっています。あとは、新曲3曲と既存の3曲、合計6曲と連動した内容になっています。
――写真集では、長さんがヘアメイクから服までセルフコーディネートされているそうですね。
長:偏らないようにしたのと、着たことない服がいいなと思って、いろんな場所を探し回りました。写真集で着ている服はほとんど買ったものです(笑)。
――ヘアアレンジも多彩で驚きました。
長:他のページと被らないように、色々髪型ができたらいいなと思って練習していました。AKB48時代は、握手会の時も自分でアレンジしていたので、慣れていたのが大きいかもしれないですね。
――福井の複合商業施設・ハピリンなどを、ロケーションに選んだ理由を教えてほしいです。長:19年間生きてきて思い出深い場所の中から、さらにピックアップしてロケーションを選ばせていただきました。
――福井と東京で撮り下ろしたカットから、それぞれのポイントを教えてください。
長:実は持っているギターがそれぞれ違うんです。東京の竹下通りで撮影していただいた時は、自分のお小遣いで買ったGIBSON(ギブソン)で撮っていただいて、福井の田園では、お父さんに買ってもらったFender(フェンダー)っていう、シンガーソングライターのYUIさんが使っているギターと一緒に撮影していただきました。
――長さんの書き下ろしエッセイが掲載されています。こちらは、どのタイミングで考えましたか?長:材料は撮影している時とかにちょこちょこメモしていて、撮影終わった後に振り返りながら、そのまま携帯片手に書き込みました(笑)。私は深く考え込んでしまう性格なので、そのまま書き切ろうという意志で!
――田園のカットで綴られているエッセイはかなり意味深ですね。
長:当たり前のことかもしれないけど、今までずっと思ってきた”これが私かな”っていう、人前で言うようなことではないことを、勇気を振り絞って書き綴りました。