『ゴールデンカムイ』刺青の囚人・海賊房太郎はどこに? 凶悪な連続殺人犯の行方
『ゴールデンカムイ』233話(『週刊ヤングジャンプ』2020年16号)では刺青の入った囚人・海賊房太郎を求めて歌志内(うたしない)へ向かう杉本一向の様子が描かれている。
※以下ネタバレ注意
数週間にわたって谷垣やインカラマッ、月島軍曹メインである話が続いたため、杉本一向の動きが描かれるのは、少し久しぶりである。
もともと、杉本らは支笏湖(しこつこ)へ向かっていたものの「刺青の男がいる」との情報を聞きつけて行先を変更。海賊房太郎とは前科多数の連続殺人犯、凶悪な囚人だが、噂によれば歌志内で飴売りをしているとのこと……。
いざ歌志内に到着したものの、海賊房太郎と思われる人物の姿はなし。飴売りに「飴を買うから服を脱げ、どんな乳首をしているか気になる」と強引に交渉を始める杉本にクスリときてしまう。(もちろん断られるのだが)
今週もゴールデンカムイお得意の“パロディネタ”が早速登場。男の子が蹴っていた鞠が空洞に入ってしまうと、「ハイ、ジョージー」と言わんばかりの白石の顔が……。既視感たっぷりでつい驚いてしまうが、パロディネタを楽しみにしている人にはたまらないカットだろう。
ここで彼は子供から“変な刺青の入った飴売り”の情報をゲットした。早速見つけ出し、男に声を掛けることに成功する。しかし奴は奇妙な見た目で、とても囚人の一人とは思えない。ハズレだと肩を落とす一同だが、そこで飴売りは衝撃の言葉を口にする。
ヒントは今までずっと本作を読んでいるなら、思わずハッとしてしまうような人物の名前。一体それは誰なのか? ぜひ本誌で確認をしてみよう。
一方で徳富(とっぷ)川付近のアイヌの集落には、とある人物の姿が見えた。米俵をたんまりと積んで、何かを交渉しているようにも見える。アイヌの老人と会話を交わす男の名は――。