名翻訳家・柴田元幸の言葉を編んだ語録集『ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-』
アルク創立50周年を記念した新刊、翻訳家・柴田元幸『ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-』が1月29日に発売された。
近現代の英米文学作品を独自の視点で選び抜いて翻訳し続けている翻訳家・柴田元幸。同書は、そんな柴田が翻訳に対する考え方や自身の翻訳手法について、エッセイや講演、対談などで述べた言葉を一冊にまとめた語録集だ。
帯には村上春樹からの推薦文が掲載されている。
■目次
・第一章 ぼくが考える翻訳とは
・第二章 ぼくの翻訳手法 その1
・第三章 ぼくの翻訳手法 その2
・第四章 ぼくが考える翻訳という仕事
・第五章 ぼくの翻訳の教え方
・第六章 ぼくと村上春樹さんとのお仕事
・[番外編] 第七章 ぼくから若い人たちへのメッセージ
■柴田元幸(しばた・もとゆき)プロフィール
1954(昭和29)年、東京生まれ。米文学者、東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、ブライアン・エヴンソンなどアメリカ現代作家を精力的に翻訳。2005 年にはアメリカ文学の論文集『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞を、2010年には翻訳『メイスン&ディクスン(上)(下)』(トマス・ピンチョン著、新潮社)で日本翻訳文化賞を、また2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌「MONKEY」(スイッチ・パブリッシング)の責任編集も務める。
■書籍情報
『ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-』
著者:柴田元幸
発行:株式会社アルク
価格:1,760円(税込)
URL:https://ec.alc.co.jp/book/7020017/