中島みゆきなど手掛けた音楽プロデューサー・瀬尾一三の書籍 『音楽と契約した男 瀬尾一三』発売

音楽プロデューサー瀬尾一三の書籍発売決定

 中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕剛、徳永英明などを手がけた音楽プロデューサー・瀬尾一三による初の書籍『音楽と契約した男 瀬尾一三』が、2020年2月10日に発売決定。音楽プロデュースについてと、ヒットの秘密についても語った。

 1969年から音楽活動をはじめ、かぐや姫の「22才の別れ」や、長渕剛の「とんぼ」、徳永英明「壊れかけのRadio」、中島みゆき「糸」など名作を世に放ち、近年ではももいろクローバーZ「泣いてもいいんだよ」も手がけた瀬尾。そんな瀬尾の半生を振り返り、瀬尾が関わった名曲、その曲に関わった人々、そして、その時代背景を通して生まれた瀬尾流プロデュース論とそれを支える特異な音楽観とヒットの真相に触れる。

 また本書では、「異邦人」や「プレイバック Part2」のアレンジで知られる萩田光雄、音楽プロデューサー松任谷正隆、山下達郎、亀田誠治ら4名とのスペシャル対談が実現。J-POPシーンの黎明期から活躍する瀬尾がどのように彼らと関わり、瀬尾を含め現在も一線で活躍する各々がどうアーティストをプロデュースをしてきたのか。リアルな声を通して日本の音楽プロデュースの現在を浮き彫りにする。

 さらに吉田拓郎、中島みゆき。中村中からの寄稿をはじめ、島村英二、小林信吾らミュージシャンからのコメントも多数掲載されている。

■目次
序章 瀬尾一三とは何者か
第一章 プロデューサー瀬尾一三ができるまで
第二章 プロデューサー宣言
第三章 中島みゆきとの30年
終章 神様との契約
寄稿 吉田拓郎/中島みゆき/中村中
対談 萩田光雄/松任谷正隆/山下達郎/亀田誠治
瀬尾WORKS 1969-2020(作品年表・編曲作品リスト)
※本書の内容は一部変更になる可能性がございます。

■書籍情報
『音楽と契約した男 瀬尾一三』
著者:瀬尾一三
出版社:ヤマハミュージックメディア
発売日:2020年2月10日
価格:2,500円(税抜き)
http://ymh.jp/prt_seoichizo

■瀬尾一三(せお・いちぞう)プロフィール
1947年9月30日生。兵庫県出身、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。
1969年フォークグループ「愚」として活動。1973年ソロシンガーとしてアルバム『獏』を発売。同年に『LIVE`73』を吉田拓郎と共同プロデュース。その後、中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕 剛、徳永英明ほか、100をゆうに越えるアーティストたちの作品のアレンジ(編曲)やプロデュースを手掛け、30年の音楽パートナー中島みゆきにおいては楽曲制作のみならずコンサート、『夜会』『夜会工場』の音楽プロデュースも務めている。
2017年、自身初の作品集第1弾『「時代を創った名曲たち」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』を発売し、コンピレーションとしては異例の1万枚出荷と好評を博した。2019年に第2弾、2020年1月に第3弾の発売が決定。

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