imdkm初の著書『リズムから考えるJ-POP史』増刷決定 栗原裕一郎「野心的な試み」
株式会社blueprintより刊行されたライター/批評家のimdkmによる初の書籍『リズムから考えるJ-POP史』の増刷が決定した。
本書は『リアルサウンド』内で連載してきた「リズムから考えるJ-POP史」に大幅に加筆して書籍化したもの。宇多田ヒカルや小室哲哉、中田ヤスタカ、三浦大知といった各年代を代表するアーティスト・プロデューサーを取り上げ、そのリズム表現に着目して“J-POP”を分析。これまでになかったアプローチで音楽批評を展開する一冊である。解説および帯文は著者の盟友・tofubeatsが担当。
評論家・栗原裕一郎氏は本書を「一九九〇年代以降約三十年におよぶJ-POPの歴史を『通史』を退けてたどり直してみせた、デビュー作にふさわしい野心的な試みである」と評価(10月20日付『東京新聞』「3冊の本棚」より)。各所で好評につき、発売から1カ月足らずで増刷に至った。
なお、本書は現在Amazonや各書店で販売中だ。
著者プロフィール
imdkm(イミヂクモ)
1989年生まれ。山形県出身。ライター、批評家。ティーンエイジャーのころからビートメイクやDIYな映像制作に親しみ、Maltine Recordsなどゼロ年代のネットレーベルカルチャーにいっちょかみする。以後、京都で8年間に渡り学生生活を送ったのち、2016年ごろ山形に戻ってブログを中心とした執筆活動を開始。ダンスミュージックを愛好し制作もする立場から、現代のポップミュージック について考察する。
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■商品情報
imdkm『リズムから考えるJ-POP史』
発売中
【ISBN】978-4-909852-03-8 C0073
【発行・発売】blueprint
【価格】1,800円+税
【判型・頁数】四六判・二百六十四頁
【取扱】全国書店/Amazonにて予約受付中