櫻坂46 大園玲、武元唯衣、大沼晶保……地元愛で活躍広げるメンバー  Buddiesの輪を全国へ

 2月15日に放送された『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ/日本テレビ系)に櫻坂46の大園玲が出演した。櫻坂46と言えば、地方出身メンバーも多く冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系/以下、そこさく)では「地元プレゼン大会」や「地元グルメプレゼンショー」といった企画が行われており、昨年は満を持して滋賀県出身の武元唯衣による滋賀ロケが実現した。アイドルが地元を積極的にアピールしていくことで外仕事へとつながるケースは少なくなく、櫻坂46の地方メンバーも活躍の場を広げている。

 鹿児島県出身の大園は番組でも故郷への愛を口にしてきた。たとえば、2023年2月5日放送回の『そこさく』の企画「地元グルメプレゼンショー」では、鹿児島の定番お菓子「フェスティバロラブリー」を得意の絵とともに紙芝居形式でプレゼンし、見事武元とのプレゼン対決に勝利した。1st写真集『半分光、半分影』(光文社)では地元の鹿児島をロケーションに撮影を行ったり、昨年『ラヴィット!』(TBS系)に出演した際には鹿児島の久保醸造の「さしみ醤油」を紹介したりと、各地で鹿児島の魅力をアピールしている。『秘密のケンミンSHOW極』への出演は三度目となるが、今回も鹿児島を代表するうどんの思い出を熱弁。豊富な知識だけではなく、高いトーク力で地元愛を語る姿は視聴者の心にも刺さったはずだ。

 櫻坂46の中でも一際地元愛を爆発させているのが滋賀県出身の武元。冠番組『そこさく』ではあまりにも滋賀県の魅力を長時間アピールするあまり、メンバーが眠りにつくという流れは恒例となっている。また、公式ブログでは滋賀県のおすすめスポットを丁寧に紹介するなど、地道な努力も欠かさない。こうした武元の積極的な発信が実を結び、2022年8月には冠ラジオ番組『武元唯衣の感じてシガリズム』(エフエム滋賀)が放送開始。昨年9月にはプレゼンから約3年の時を経て「武元プレゼンツ!滋賀大満喫ツアー!」が『そこさく』にて放送された。滋賀ロケ自体は欅坂46時代、『そこさく』の前身番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)で2020年2月に放送された「私の地元にロケに来て!プレゼン大会」の時点で決定していたものの、新型コロナウイルスの影響をはじめ、さまざまな要因もあり延期を重ね、満を持して実現したという経緯がある。2022年9月には武元の夢だったという滋賀の大型野外イベント『イナズマロック フェス』に櫻坂46として出演するなど、地域の活性化にも貢献してきた。

 大沼晶保は昨年放送の『秘密のケンミンSHOW極』に静岡県代表で出演し、産出額が全国1位の静岡県のわさびの魅力を紹介した。その後、公式ブログにて「私は静岡県出身ということをいつも誇りに思っていて、だからこそこうして静岡県の良さを伝えられて本当に嬉しかったです」(※1)と地元愛溢れるコメントを投稿。父親が漁師で自身も2022年12月には二級小型船舶操縦士免許取得を報告している大沼は、「いつか海やお魚関係のお仕事をして 櫻坂46に貢献するのが 私の夢の一つです」(※2)と語ったり、欅坂46時代には公式ブログで静岡県のいちご・紅ほっぺを紹介したり(※3)と、静岡アピールを続けてきた。櫻坂46の公式YouTubeチャンネルにて公開されている「【Vlog】Go To サクラ旅 ~全国の桜名所巡り 時々メシ in 静岡・愛知~」では、幸阪茉里乃とともに沼津にある内浦漁協直営「いけすや」を紹介。いまやいけすやには多くのBuddies(櫻坂46ファンの総称)が訪れており、聖地と化しているようだ。

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