Number_iが歌唱力の高さをあらためて示した新曲「GOD_i」 無二の表現を追求したTVパフォーマンスの凄み

Number_i、知らしめた歌唱力の高さ

 Number_iが3月21日放送の『ミュージックステーション 2時間スペシャル』(テレビ朝日系/以下、『Mステ』)、3月24日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演。1月27日に配信リリースされた、岸優太プロデュースの新曲「GOD_i」を披露した。

Number_i - GOD_i (Official Music Video)

 「GOD_i」のテレビ初パフォーマンスの場となった『Mステ』。〈There’s No Way To Know最低/振り出しに戻ってる〉という切ない歌い出しを担当する神宮寺勇太の前に置かれていたのは、「GOD_i」のMVにも登場する“鏡”だ。MVとのリンク性も感じさせながら、平野紫耀、岸と順に歌い繋がれていくのにあわせて場面が切り替わっていく。一曲のなかで、複数人のダンサーを従えたパートと3人だけで歌い踊るパートに分かれており、視覚的にもメリハリが生まれていた。

 昨年、Number_iが音楽番組で主に披露していた「GOAT」、「BON」、「INZM」の3曲と比べると、「GOD_i」はメロディアスなフレーズが多い。なかには、今回の『Mステ』で初めて「GOD_i」を聴いて「今までのNumber_iと違う」と少し驚いた人もいたのではないだろうか。具体的には、神宮寺が歌う先述の冒頭ブロック、岸が歌う〈ねぇ未来の俺にお願いごと〉、続けて平野が歌う〈褪せた空にお願いごと〉などが挙げられる。その多くが“願い”や“祈り”といった、楽曲のテーマに通じる言葉が登場する部分だ。テレビでの初歌唱を受けて感じたのは、これらの重要なパートがしっかりと歌い上げられるからこそ、曲のメッセージが心にすっと沁みわたるということ。「GOAT」をはじめとした既発曲でも複雑な譜割りを歌いこなしてきた3人だが、「GOD_i」での伸びやかな歌声は、あらためて歌唱力の高さを窺わせた。

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 『Mステ』の翌週に出演した『CDTVライブ!ライブ!』では、楽曲をフルサイズで披露。後半のダンスブレイクも含めた、パフォーマンスの全貌が明らかとなった。照明による光と影のコントラストや、スモークなどの演出も加わり、神秘さが際立ったステージだったと思う。大勢のダンサーを交えた迫力のあるパフォーマンスに圧倒され、〈見返したいだけ〉でのピースサインに一瞬だけ頬が緩むも、後半で曲が壮大さを増すにつれて目が離せなくなっていく。歌唱前に流れた打ち合わせ時のVTR映像で、平野が「演出面含め、あっという間に感じられたら『CDTVライブ!ライブ!』チームの勝ちかなと思っています」と話していたが、狙い通りと言うべきか――。時間を忘れて引き込まれるパフォーマンスだった。

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