櫻坂46、8thシングルは未来を見据えたフォーメーションに? 山﨑天が2度目のセンターへ
櫻坂46が2月21日にリリースする8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』の選抜メンバーが、1月21日深夜放送の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系/以下、そこさく)にて発表された。
昨年は2月に5thシングル『桜月』、6月に6thシングル 『Start over!』、10月に7thシングル『承認欲求』と定期的に作品をリリースしてきた櫻坂46。前作「承認欲求」では表題曲では通算で三度目となる森田ひかるがセンターを担い、新たに三期生から谷口愛季、中嶋優月、村井優、山下瞳月の4人がメンバー入り。初めて選抜制が取り入れられたことも大きなポイントで、今後それが継続されるのかが注目されていた。今作は前作から実に4カ月ぶりという理想的なスパンでのリリースとなっており、初の海外公演、『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)返り咲き出場という昨年の状況を見ると、2024年第一弾シングルとして好スタートを切れるか、非常に重要な位置づけとなる。
今作表題曲「何歳の頃に戻りたいのか?」でセンターを務めるのは山﨑天。1stシングルから引き続き二期生がセンターを務める。山﨑としては4thシングル『五月雨よ』以来、約2年ぶりの表題曲センターだ。山﨑は櫻坂46の1stシングルからカップリング曲でセンターに立ち、ライブパフォーマンスでは常に欠かせない存在としてグループをリードしてきた。三期生が入ってからは、徐々に先輩としての顔も覗かせており、今ではパフォーマンスのみならず、バラエティにおいても頼もしいメンバーへと成長している。最近ではYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で「五月雨よ」をソロ歌唱したり、『ViVi 2024年3月号』(講談社)で三度目の表紙を飾ったりと、櫻坂46の名前を外部に広げるグループの顔としての役割も担っているのが頼もしい。
「五月雨よ」で初めてセンターを務めた際には、当時グループ最年少の16歳だったこともあり、発表後のコメントは少しあどけなさの残る印象だったが、今回は「常に新しい刺激を皆さんにお届けしたいと思うので、そこはいい意味で裏切っていきたいとは思いますし、海外に行かせていただく機会もあったりとか、新たな大きい目標もいくつかできてきて、すごく先が見えてきたというか、すごく今グループがいい状況だと思うので、みんなで楽しく作っていけたらと思います」とコメント。今、グループが勢いに乗っている状態なだけに、まだまだ進化を止めることのない櫻坂46を見せてくれそうだ。