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稲垣吾郎と本棚を共有し1冊ずつ増えていくワクワク感 『ゴロウ・デラックス』本の全リストを見て

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 「本棚を見れば、その人がわかる」なんて言葉を聞いたことがある。触れてきた言葉は、人となりを構成する大切な要素。実際には、なかなか相手の本棚を見るタイミングはないが、私たちは“稲垣吾郎の本棚”の一部を共有することはできる。

稲垣吾郎「SUZUNARI」

 『週刊文春WOMAN』(2019GW号)では、稲垣がMCを務めていた『ゴロウ・デラックス』(TBS系)で出会った本の全リストが掲載されている。その数、8年間で318冊。毎週、課題図書として稲垣が読んできた本たちだ。

 本棚に並ぶ背表紙を見て、内容が思い出されるように、その羅列されたリストから稲垣が作家たちと穏やかに語り合った姿が目に浮かぶ。「そうなのだ、大事なのは読んだことのない本ではなく、読んだ本なのだ、と」。『ゴロウ・デラックス』で稲垣が最後に朗読した沢木耕太郎の『銀河を渡る 全エッセイ』の一節がフラッシュバックしてくる。

 「もうちょっと続けられたし、続けたかったなって思いは正直あります」と、稲垣自身も語るように、番組は多くの惜しむ声が上がる中、3月28日に最終回を迎えた。

 『ゴロウ・デラックス』が丁寧に作られた番組であったことは、視聴者にも十分に伝わっていた。紳士的で、知的で、落ち着いた雰囲気の中で、作家たちの魅力が引き出されていく、他に類を見ない番組だった。稲垣の口からスタッフの気配り、そして稲垣自身が「とにかく相手を知りたいという気持ちを伝えるんだ」と誠意を持って番組に向き合っていたことを聞くと、改めて素晴らしい番組が幕を閉じてしまったことを残念に思う。

      

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