GAUZEの解散は世界にとっても大きな損失だーーISHIYAが綴る、偉大なハードコアパンクバンドの功績
2022年の音楽界で、個人的に一番衝撃を受けたニュースといえば、日本で最初のハードコアパンクバンドでありながら、40年以上現役で…
『限界は何処だ』というアルバム・タイトルに象徴されるように、81年の結成以来ポリシーを貫き、自主企画の『消毒GIG』を中心に東京、いや世界のハードコア・シーンを牽引するGAUZE。
圧倒的なテンションと瞬発力から繰り出される1分前後の曲は、スピーディかつ、めまぐるしい展開をみせる。もはや体力の限界をはるかに超えながらもフルスロットルで繰り出されるモモリン(g)、シン(b)、ヒコ(dr)のたたきつけるような音塊(ノイズ/カオス/バイオレンス)と、フグ(vo)の機関銃のように連射される言葉は、互いのテンションをヒート・アップさせながら“原子爆弾”と化す。
商業主義を徹底的に拒絶、メディアへの露出も拒否、そして誰に媚びることなくひたすら突っ走る彼らに“限界”などない。——麻痺したインポ野郎どもに一撃をくらわせ!
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FORWARD/DEATH SIDEのボーカリストとして、国内外へジャパニーズ・ハードコアを発信し続けてきたISHIYAが、自身…
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