カーネーションの記事一覧

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83年に直枝政太郎(現・政広/vo&g)を中心として結成。翌年、インディーズの<ナゴムレコード>から「夜の煙突」をリリースし、デビューを果たした。この当時の彼らは、ムーンライダーズの弟分的なバンドとしての認識が強かったようだ。そして86年にはカーネーション&政風会(ムーンライダーズの鈴木博文とのユニット)名義で『DUCK BOAT』という作品を発表したりしている。その後、メンバー・チェンジをかさね、直枝、棚谷祐一(key)、矢部浩志(dr)、そして元モスキートの鳥羽修(g)、元グランドファーザースの大田譲(b)という強力な布陣が揃う。ロック、テクノ、ヒップホップ、ソウル、そしてフランク・ザッパに代表されるビザール系や、はっぴいえんど調のフォーク・ロックまでを貪欲に吸収して、独自の解釈を試みる彼らの音楽性をひと言で表すのは難しい。だが近年の作風には、強いメロディを配した比較的ストレートなポップ/ロックも目立ち、オーヴァーグラウンドな人気を獲得し始めている。
02年に棚谷と鳥羽が脱退し、3人編成となったカーネーション。今後の活躍に期待したい。

“過去の追体験”から“震災以降の未来を読み解く手段”へ 朝ドラで描かれる“戦争”の変遷を辿る

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『半分、青い。』はなぜ“新しい”と呼ばれた? 恋愛ドラマの名手・北川悦吏子がもたらした革新

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連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『半分、青い。』(NHK)が完結した。左耳が聞こえない楡野鈴愛(永野芽郁)の半生を描いた本作は、大…

『わろてんか』折り返し地点でさらに面白く てんたちの奮闘が描く、近代芸能史の輪郭

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新年を迎え、折り返し地点となった連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『わろてんか』(NHK)が、みるみる面白くなってきている。  本…

綾野剛、ストイックな役作りのすごみ 『フランケンシュタインの恋』『武曲 MUKOKU』の演技を読む

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速水健朗が語る”1995年”の音楽シーン「中間的な領域に面白い音楽がたくさんあった」

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2007年に『タイアップの歌謡史』で単著デビューを果たし、専門のメディア論や都市論のみならず音楽や文学、格闘技など幅広い領域を独…