映画最新記事

『万引き家族』カンヌ受賞、なぜ?

『万引き家族』は、なぜカンヌ最高賞を受賞したのか? 誇り高い“内部告発”を見逃してはならない

東京の片隅で万引きをする父と幼い息子。彼らは1人の少女を救い出し、家族に迎え入れる。是枝裕和監督が日本の現状を世界にまざまざと見…

“朝ドラ脇役出身”は若手女優の新登竜門に

『ひよっこ』松本穂香ら多数ブレイク “朝ドラ脇役出身”は若手女優のハイレベルな新登竜門に

NHK朝の連続テレビ小説が、多くの若手女優にとってブレイクの登竜門として位置付けられているのは言わずもがな。半年間にわたって“朝…

『あな家』“幼い乙女”のままの木村多江

“幼い乙女”のままの木村多江 『あなたには帰る家がある』はさまざまな愛情を提示する

「だって欲しかったんだもん。返したんだからいいじゃない」  不倫相手の秀明(玉木宏)を尾行し、部屋を特定するやいなや、すんなり…

編集部の週末オススメ映画(6月9日~)

「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメ映画は『オンネリとアンネリのおうち』

リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週…

小松菜奈が証明した女優としての“走り”

小松菜奈が『恋は雨上がりのように』で証明した女優としての“走り” 映画に愛される素質を読む

「ビュンビュンビュンビュン、風を切るってああいうことかな」と、吉澤タカシ(葉山奨之)は口にする。公開中の『恋は雨上がりのように』…

佐々木希主演『デイジー・ラック』の多様性

幸せの形はひとつじゃないーー『逃げ恥』に通じる『デイジー・ラック』の多様性

今夜放送予定のドラマ10『デイジー・ラック』(NHK総合)が、クライマックスに向かって加速している。小学校時代の仲良し女子4人組…

『モンクリ』クライマックスへ歯車動く

ディーン・フジオカ、最後の一手は? 『モンテ・クリスト伯』クライマックスへ歯車が動き出す

愛する女性を奪った南条幸男(大倉忠義)を自殺まで追い込んだモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)だったが、幸男の娘である明…

B・クランストンが考える“戦争と映画”

ブライアン・クランストンが考える“戦争と映画” 「映画はそもそも反戦的であるべきだと思う」

『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイターが監督を務めた映画『30年後の同窓会』が6月8日より公開される。本…

『デッドプール』真の魅力を掘り下げる

『デッドプール2』が提示する、社会のはみ出し者の視点からの解答 ヒーローとしての真の魅力を探る

アベンジャーズをはじめとするヒーロー映画が世界で記録的なヒットを成し遂げるなか、苦手でついていけないという観客も少なくない。アメ…

声優・細谷佳正、熱血漢キャラがハマる理由

『メガロボクス』でのワイルドな演技がたまらない 声優・細谷佳正、熱血漢キャラがハマる理由

2018年春アニメで、声優・細谷佳正の存在感が際立っている。『されど罪人は竜と踊る』や『デビルズライン』『Caligula -カ…

『モンテ・クリスト伯』見事な光の演出を読む

ディーン・フジオカは復讐の先に何を見るのか? 『モンテ・クリスト伯』見事な光の演出

「お前が幸せなら、怒りで光の導く方へ進め」  第2話でファリア真海(田中泯)は、失意の暖(ディーン・フジオカ)にそう投げかけた…

『正義のセ』吉高由里子が見せた怒り

吉高由里子が見せた“正義”という名の怒り 『正義のセ』向井地美音から背負った勇気

『正義のセ』(日本テレビ系)最終回前のセミファイナルとなる第9話は、凜々子(吉高由里子)が検事として最大のピンチに遭う。それは、…

加藤よしきの『消された女』評

血みどろホラー・サスペンスの新たな快作! 『消された女』は最後まで観客の好奇心を刺激する

身から出た錆で苦境に立たされているテレビマンのナムス(イ・サンユン)は、キャリアを一発逆転させるドキュメンタリー番組の題材を探し…

『シグナル』坂口健太郎と北村一輝の関係

『シグナル』物語は終焉へ 無線機で繋がった坂口健太郎と北村一輝の秘密も明らかに

無線機を通じて繋がった大山剛志(北村一輝)と三枝健人(坂口健太郎)の関係には、過去に接点があった。2人の秘密が明らかにされた『シ…

『花晴れ』“もどかしさ”の演出

天馬の瞳が完全に凍りつく 『花のち晴れ』音と晴の“もどかしさ”を助長する巧みな演出

友情を誓い合う握手に、音(杉咲花)の家でメグリン(飯豊まりえ)、愛莉(今田美桜)、紺野(木南晴夏)の4人で行う女子会に、“C5”…

中条あやみが語る『覆面系ノイズ』で得た自信

中条あやみが語る、『覆面系ノイズ』で得た自信 「10代最後にめぐりあえたことを幸せに思います」

中条あやみが主演を務める映画『覆面系ノイズ』のBlu-ray&DVDが6月6日より発売される。白泉社『花とゆめ』で連載中の同名コ…

『犬ヶ島』は“新たな世界の見方”を伝える

ウェス・アンダーソン監督自身が体現する“希望” 『犬ヶ島』は“新たな世界の見方”を伝える

シンメトリーな構図、シュールでユーモラスなセンス。くすんだ色調と愛らしい美術、こだわりの字体とレトロなファッション。これらの要素…

『デッドプール2』は“思春期に帰れる”

食い足りなさに感じる不思議な魅力 『デッドプール2』は“思春期に帰れる”

前作『デッドプール』(16年)は習作という感じの作品だった。不死身な上に第四の壁を無視する傭兵デッドプール。そのキャラクターに相…

杉咲花、周囲のキャラを際立たせる演技力

杉咲花、『花のち晴れ』ヒロイン役を好演! 周囲のキャラを際立たせる“媒介”としての演技力

『花のち晴れ~花男 Next Season~』に主演している杉咲花。今作は、『花より男子』の続編として、F4の卒業後、落ち目にな…

『コンフィデンスマンJP』スポ根テイストに

『ピンポン』『スラムダンク』『ルーキーズ』……『コンフィデンスマンJP』で“スポ根ネタ”炸裂

『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)第9話のタイトルは、「スポーツ編」。ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチ…

『ショートショート』セレモニーに三代目

岩田剛典、石井裕也監督を「“奇才”という言葉が似合う」 『SSFF & ASIA』OPセレモニー

『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』のオープニングセレモニーが、6月4日に渋谷ヒカリエにて開催された…

『妻ふり』特製ワニポーチプレゼント

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』特製ワニポーチを5名様にプレゼント

榮倉奈々と安田顕が共演する映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が6月8日に公開される。  「Yahoo!知恵袋」…

浜辺美波&中村倫也、互いを補完する名コンビ

浜辺美波&中村倫也、互いを補完する名コンビ! 『崖っぷちホテル!』第1話から変化した絆

老舗ホテル再建に向け、従業員たちが奮闘する姿を描いた日曜ドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)。ドラマ開始当初は「威厳0の総…

『ファントム・スレッド』に漂うゴシック・ロマンス

『ファントム・スレッド』はオートクチュールのような逸品に 巧みにデザインされた男と女の物語

ロシアの文豪、トルストイいわく「愛は惜しみなく与えるもの」。それに対して、日本の作家・有島武郎は「愛は惜しみなく奪う」と言った。…

夏川結衣、感情移入させる演技力

夏川結衣の演技になぜ感情移入してしまう? 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』史枝役の魅力

名匠・山田洋次監督が贈る家族をテーマにしたシリーズ『家族はつらいよ』の最新作『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』。タイトル…

古畑星夏、佐藤健の恋人役でブレイクへ

古畑星夏、『半分、青い。』佐藤健の恋人役で注目! ヒロイン永野芽郁と相反する魅力

幼い頃に左耳の聴力を失うも、ユニークな感性で人生を前向きに突き進むヒロイン・鈴愛(永野芽郁)が一大発明を成し遂げるまでを描く連続…

『ブラックペアン』抗議にアンサー?

二宮和也主演『ブラックペアン』、抗議へ1つのアンサーを示す? 渡海と世良の関係に変化も

前回のエピソードで母親の手術を執刀したことにより、病院の規則に反した渡海(二宮和也)は減俸を命じられ、同じタイミングで高額の給与…

菊地成孔の『フロリダ・プロジェクト』評

菊地成孔の『フロリダ・プロジェクト』評:夢の国の外縁はゲトーが取り囲んでいる。これは驚くべき真実なんかじゃない。原理である。

中心と周縁  山口昌男を引っ張りださなくとも、周縁は中心に対し、圧倒的な差異を抱きながら、両極の片方を担うようになっている事を…

白石聖の涙に佐藤勝利もタジタジ?

ネクストブレイク女優・白石聖! 『Missデビル』で見せた涙に佐藤勝利もタジタジ?

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)は脇を固める役者たちが錚々たる顔ぶれだ。西田敏行、船越英一郎、木村佳乃とい…

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』試写プレ

エマ・ストーン×スティーヴ・カレル『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』一般試写会に5組10名様ご招待

『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンと『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルが共演する映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』…

X-MEN映画としての『デッドプール2』

『アベンジャーズ4』のお手本に? 『デッドプール2』は“X-MEN映画”としても進化している

いよいよ『デッドプール2』が公開されました! 前作以上のバイオレンス・アクション、スケール、ギャグ、そして今回は他のマーベル、D…

『半分、青い。』交錯していく2つの恋

永野芽郁と佐藤健に“運命”の相手が 『半分、青い。』交錯していく2つの恋

『半分、青い。』(NHK総合)が始まって約2カ月。全156回の内の1/3が放送を終えた。第9週「会いたい!」は鈴愛(永野芽郁)と…

『バーフバリ』サイン入りポスタープレゼント

S・S・ラージャマウリ監督のサイン入り! 『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』B1ポスターを2名様にプレゼント

昨年12月29日から始まった日本公開以来、異例のロングランヒットを記録した『バーフバリ 王の凱旋』が、6月1日より『バーフバリ …