ミヤビのInstagramで『アンメット』がもっと楽しくなる! 三瓶先生の意外な素顔も

 複雑な脳の病気とそれに直面することになってしまった患者やその家族や友人の心の揺れを丁寧に描いている『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)。杉咲花が演じる川内ミヤビが、自身も記憶障害を持ちながらも医師として静かに、真摯に患者たちに向き合う姿が印象的だ。実は最近、そのミヤビのSNSアカウントと思われるものが密かに話題になりつつある。

 ミヤビは丘陵セントラル病院の脳外科医。ある事故で脳を損傷した後遺症で過去2年間分の記憶がなく、今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。普通に考えればその状態で医師の仕事をすることは不可能だ。でもミヤビは脳外科医としての情熱を捨てられず、どうにか医療現場で働こうと考えに考え抜いた。その結果、あみ出したのが日常の細かいことも全て記録した日記をつけること。ミヤビの1日は毎朝5時に起き、前日のミヤビが用意したメモなどに導かれ、机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まるのだ。

 ミヤビの日記には、三瓶(若葉竜也)の写真が貼られている。ミヤビは、特に人の顔と名前を覚える時にほっこりするようなゆるいイラストを書いたり、写真を撮って日記に貼り付けたりしている。確かに手軽に撮れる写真は日々の記録として有用だ。そしてSNSがとても発達した現代にはとてもいいツールがある。そう、Instagramだ。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

川内ミヤビ(@miyabi_kawauchi)がシェアした投稿

 実はこのInstagramに「川内ミヤビ」の名前で開設されたアカウントがある。そこには勤務の合間に高速で歯を磨く三瓶の姿をこっそり捉えた動画など、病院内のクスッと笑える様子が公開されている。また、第2話でミヤビがとことんリハビリに付き合った亮介(島村龍乃介)の穏やかな笑顔を捉えたショットなど、患者やミヤビの周りの人たちを撮影したものやミヤビがシャッターを押したと思われる自撮り写真もあり、物語を思い出しながら楽しめるものも多くある。添えられている言葉は「おはよー、ですー、」や「くひひ」といったものでミヤビらしく、言葉は少なめ。だがその時の感情がゆっくり、じわじわと伝わってくる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる