NY市警の人質交渉人が誘拐事件に挑む マイク・オマー『人質交渉人』刊行

マイク・オマー『人質交渉人』(西谷かおり訳/創元推理文庫/原題:A Deadly Influence)が9月18日に東京創元社より刊行された。
本書は、ニューヨーク市警の人質交渉人アビー・マレンを主人公とするミステリ3部作の第1弾。8歳の息子を誘拐され500万ドルという高額な身代金を要求されたイーデンという女性からの助けを求める電話を受けたアビーが、犯人との交渉に乗り出す物語が描かれる。犯罪者の心理を読み解き、言葉で相手の心を捉えて事件解決へと導く交渉術と、緻密なサスペンス展開が読みどころとなっている。解説は若林踏が担当する。
著者のマイク・オマーは1979年イスラエル生まれ、アイルランド在住の作家。ジャーナリスト、ゲーム開発者、ゲーム会社CEOなどを経て作家となり、当初はヤングアダルト小説などを発表していたが、2016年刊行の『Spider's Web』以降はミステリを中心に執筆している。著作は全世界で累計300万部を突破し、20以上の言語に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ紙およびワシントン・ポスト紙でベストセラーリストに掲載された。
2021年から刊行が開始された〈人質交渉人〉3部作は全巻の邦訳刊行が決定しており、第2巻『Damaged Intentions』は2026年12月、第3巻『A Burning Obsession』は2027年3月に刊行予定。各巻は独立して読めるほか、全3巻を通してアビーにまつわる大きな物語が展開される構成となっている。
訳者の西谷かおりは東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業の英米文学翻訳家。訳書にディアナ・レイバーン『暗殺者たちに口紅を』、リチャード・コールズ『殺人は夕礼拝の前に』がある。
■書誌情報
『人質交渉人』
著者:マイク・オマー
訳者:西谷かおり
価格:1,760円(税込)
発売日:2026年9月18日
出版社:東京創元社(創元推理文庫)
























