ソラジマ・よすみ編集部より横山陸渡の初作品集&『別冊よすみ 第二集』が刊行 夏には書店イベントも

ソラジマ・よすみ編集部から、編集部初の単巻コミックス『ジャングルジムの眺め 横山陸渡漫画作品集』と、複数作家による作品集『別冊よすみ 第二集』が、2026年7月23日に同時発売される。
『ジャングルジムの眺め 横山陸渡漫画作品集』は、横山陸渡にとっても初の作品集。消えゆく世界の中で揺れ動く感情の機微を描いた「地球滅亡前 僕たちは」のほか、描き下ろし短編「傘」を含む計4作品が収録。歌人・エッセイストの堀静香が特別解説を寄稿している。
同時発売の『別冊よすみ 第二集』は、マンガWebサイト「よすみ」に掲載された読切作品を集めた作品集の第2弾。テーマは「巡り届く」で、誰かの手から誰かの手へ、時間をかけて出会うべき読者のもとへ届いていく漫画のあり方を体現する一冊として編まれた。
収録タイトルは、「2029」(MISSISSIPPI)、「ぶあついガラスに頬つけて」(原案:堀静香・漫画:横山陸渡)、「遠吠えと相槌」(楼チアキ)、「軽業師タチアナ」(原作/脚本:並木陽・漫画:明)、「神様」(七野ワビせん)、「唄声は自由な機会のように」(緑の国)、「眼鏡が似合うから」(魚須えり個)の全7作品。
あわせて、2冊の刊行を記念したイベントも開催される。2036年7月25日に長崎書店、夏には本屋B&Bおよび映画館Strangerで予定されている。いずれも2作品の販売に加えてトークイベントなどが実施され、映画館Strangerでは朗読イベントも行われる予定。
■コメント
◇横山陸渡(漫画家)
この短編集には、僕が普段感じていることや考えていること、そして描きたかった動きや景色をたくさん詰め込みました。
僕は漫画や映画などに触れるとき、物語を追うというよりも、一つひとつのシーンを観に行っている感覚があります。キャラクターの何気ないながらも愛らしい仕草や、優しさが詰まった掛け合い、喜びを全身で表現する動き。そして気持ちの良いアニメーション表現やコマ割り。そんな瞬間に出会うと、何度もその場面を巻き戻して見返してしまいます。
本書に収録した作品も、そうした思いを大切にしながら描きました。
この本の中にも、読者の皆さんにとって何度も見返したくなるページがあったらとても嬉しいです。
そしてそんな瞬間は僕たちの日々の中にもあります。この本が、日々の中にあるそうした瞬間をより、感じ取ったり、思い出したりするきっかけになれば幸いです。
◇藁谷周太郎(よすみ編集長)
『別冊よすみ』創刊からおよそ半年、第二集と初の単巻コミックス『ジャングルジムの眺め 横山陸渡漫画作品集』をお届けできることを、読者並びに取次や書店の皆様に心より感謝申し上げます。よすみという漫画編集部が誕生する前、よすみの前身にあたる編集部からご一緒いただいた一番最初の作家さんである横山陸渡さんの作品集をようやく刊行できることにも喜びを感じています。
『第一集』を世に出してまず痛感したのは、「本を届けるのは大変すぎる」ということでした。他の出版社で分担しているであろうさまざまな仕事を一手に受け持つことで、編集だけではない出版全体としてのとてつもない苦労と、本が流通されていくというある種の生々しさを存分に感じました。
しかし同時に、一連の出版流通を体験してみて、よすみらしく「届ける」こと自体を編集してみたら面白いのでは、と興奮もしました。それが、今号のテーマ「巡り届く」の発端です。
よすみは、漫画編集部というくくりの力を信じています。作って、届ける。その流れこそがブランドらしさです。
二冊が巡り届いていく、その過程そのものの豊かさを、皆様にも楽しんでいただけたら幸いです。
■書誌情報
『ジャングルジムの眺め 横山陸渡漫画作品集』
著者:横山陸渡
特別解説:堀静香
価格:1,320円(税込)
発売日:2026年7月23日
出版社:ソラジマ
『別冊よすみ 第二集』
価格:2,420円(税込)
発売日:2026年7月23日
出版社:ソラジマ
■刊行記念イベント
・7月25日 長崎書店(予定)
・夏 本屋B&B(予定)
・夏 映画館Stranger(刊行記念朗読イベント、予定)


























