【漫画】鬼に金棒を渡すバイト、注意点は? スリル満点ギャグコメディの中毒性がヤバい

「鬼に金棒を渡すバイト」をしている男の“仕事の流儀”ーーXに投稿された「『鬼に金棒』....を渡すバイト」は、中毒性のある独特な読切漫画作品だ。
本作をはじめ、これまでもユーモラスな読切漫画を何本も手掛けている作者のヒロ・コトブキさん(@kotobuki_hiroju)に、本作の制作の裏側などについて話を聞いた。(望月悠木)
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交渉シーンがメインだったワケ
――「鬼に金棒を渡すバイト」というユニークな仕事を軸にした内容でしたね。
ヒロ・コトブキ(以下、ヒロ):「ことわざに一言足して漫画にしよう」というアイデアが生まれた時に、メモ帳に書いてあった一行です。とはいえ、そこには「鬼に金棒 ←を渡すバイト」と書かれていただけで、他のことわざについては何も書かれていませんでした。多分何も思いつかなかったんだと思います……。
――その一行から本作が生まれたと。
ヒロ:そうです。「鬼に金棒を渡すバイト」という設定さえ決まっていれば、あとは小説を書くようにスラスラ書けました。頭の中にある鬼が勝手に動くまま、それを文章にしていくだけでした。
――金棒の修復のシーンから始まるため、「金棒の製造」がメインの内容かと思いきや、鬼との交渉がメインの内容だったのは意表を突かれました。
ヒロ:鬼は人間の一挙一動に興味などなく、また「理解したい」なんて思っていないはずです。なので、人間の細かさと鬼の大胆さに面白さが生まれるんじゃないかと思い、交渉の様子をメインにしました。
――アウトローの人と取引するような雰囲気がありました。
ヒロ:僕たちが社会で学んだルールや礼節がまったく通用しない様を描きたかったです。例えば、「金棒をくれたからコイツには暴力をしないでおく」みたいなものは人間社会でしか通用しないものです。野生動物に餌をあげても背中を向けたらやっぱりやられるじゃないですか。
――だからこそ、面白さの中に妙な緊迫感があったのですね。
ヒロ:ギャグへの振り幅としては、緊張の濃度がとても重要になります。この漫画では緊張を生みやすかったので、描いていて楽しかったです。
――本作は主人公の男性の独白で展開されていますが、この構成が面白さをもう一段引き上げている印象でした。
ヒロ:僕は一人称のモノローグで展開していくものが好きなんですよね。心の機微が描きやすいですし。
――今後はどのように漫画制作を展開していく予定ですか?
ヒロ:漫画だけで生活できるようになることを目標に取り組んでいきたいです。また、頭の中のアイデアを生きている内に全部出し切ることが夢なので達成したいですね。





















