ベストSF第1位『精霊を統べる者』の最新作! 前日譚を収録した『カイロの死せる精霊』刊行

P・ジェリ・クラークによる『精霊を統べる者』シリーズ最新作『カイロの死せる精霊(ジン)』が、2026年6月11日に東京創元社の創元海外SF叢書より刊行された。
【写真】「ベストSF2024」海外篇第1位『精霊を統べる者』
著者のP・ジェリ・クラークは、ネビュラ賞、ローカス賞をはじめとする海外の主要SF賞を多数受賞している作家。日本で初紹介となった長編『精霊を統べる者』は2024年6月に翻訳刊行され、作家の青崎有吾らから絶賛を受けたという。同作は『SFが読みたい! 2025年版』(早川書房)の年間ランキング企画「ベストSF2024」海外篇で第1位に選ばれている。現在は上下巻の創元SF文庫版が発売中だ。
最新刊『カイロの死せる精霊』は3編の物語を収録した作品集。表題作は『精霊を統べる者』の主人公である魔術省エージェントのファトマが、恋人シティと出会う顛末を描く前日譚となっている。19世紀後半、ジン(精霊)の世界の扉が開かれ、魔法と科学の融合により急速な発展を遂げたエジプトの世界都市カイロを舞台に、錬金術・魔術・超自然的存在省の女性エージェント・ファトマが難事件に立ち向かう物語が展開される。
著者のP・ジェリ・クラークは1971年ニューヨーク生まれ。ヒューストンで育ち、幼少期を両親の出身地であるトリニダード・トバゴで過ごした。現在はコネチカット大学で歴史学の助教授を務めている。2020年のノヴェラ『Ring Shout』でネビュラ賞、ローカス賞、英国幻想文学大賞を受賞。2021年の第一長編『精霊を統べる者』では、ネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞の4冠に輝いた。
訳者は鍛治靖子。主な訳書にホブ『騎士の息子』『帝王の陰謀』『真実の帰還』、ウィルソン『無限の書』、ビジョルド『魔術師ペンリック』『スピリット・リング』『チャリオンの影』『影の棲む城』などがある。
■書誌情報
『カイロの死せる精霊(ジン)』
著者:P・ジェリ・クラーク
訳者:鍛治靖子
発売日:2026年6月11日
出版社:東京創元社
レーベル:創元海外SF叢書
























