アン・クリーヴス『水面の弔花』創元推理文庫より刊行 ドラマ「ヴェラ~信念の女警部~」原作小説

英国推理作家協会(CWA)最優秀長編賞受賞作家アン・クリーヴスの〈ヴェラ・スタンホープ警部〉シリーズ第1弾『水面の弔花(みなものちょうか)』(原題:Hidden Depths)が、5月28日に創元推理文庫より刊行された。訳は玉木亨が手がける。
アン・クリーヴスは『大鴉の啼く冬』で英国推理作家協会(CWA)最優秀長編賞を受賞した現代英国本格ミステリの作家。イギリス北部のシェトランド諸島を舞台にした〈ジミー・ペレス警部〉シリーズは創元推理文庫より既刊8作品が刊行されており、イギリスでは「シェトランド」としてドラマ化、日本でも放送された。
今回邦訳される〈ヴェラ・スタンホープ警部〉シリーズは、イングランド北東部ノーサンバーランド州を舞台にした警察小説。ブレンダ・ブレシンが主人公の刑事ヴェラを演じたITV製作のドラマ版「ヴェラ~信念の女警部~」は計14シーズン全56話を数える長寿シリーズとなり、日本でもCS放送ミステリーチャンネルでくり返し放送されている。
『水面の弔花』は、夏の夜、帰宅した母親が絞殺され野の花々が浮かべられた浴槽に沈む息子の亡骸を発見するところから始まる物語。頑固で偏屈だが有能な地元署の名物警部ヴェラ・スタンホープが捜査を進めるうち、海辺で新たな他殺死体が発見される。本作はドラマのシーズン1第1話「海に消えた秘密」の原作にあたる作品で、ドラマ版視聴者も細部の違いやドラマでは描かれていない場面を楽しむことができる。
■書誌情報
『水面の弔花(みなものちょうか)』
著者:アン・クリーヴス
訳者:玉木亨
発売日:2026年5月28日
出版社:東京創元社
























