【漫画】ウズベキスタンは入国も一苦労? 海外旅行を独自の目線で描くレポ『ウズベキスタン西へ東へ春の旅』

【漫画】ウズベキスタンは入国も一苦労?

 「青」の魅力に惹かれウズベキスタンへの旅行を決めた女性。しかし、入国審査から難関が待ち受けていて……。

 波乱万丈のウズベキスタン旅行を記録した、レポ漫画『ウズベキスタン西へ東へ春の旅』の冒頭がXにアップされた。今回は数多くの旅行記を描く作者・中島悠里(@jimapahinasu)氏に、ウズベキスタン旅についてや旅行記を描くうえでのこだわりについて、話を聞く。(青木圭介)

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『ウズベキスタン西へ東へ春の旅』(中島悠里)

ーー国の特徴を感じられる旅行記、面白かったです。改めて、旅先をウズベキスタンに決めた理由を教えてください。

中島悠里:よく一緒に旅行に行く友人が会社勤めなので、いつもあまり連続して長い休みを取れなかったのですが、その年はたまたまお互い長めの休みが取れることになったんです。そこで「あまり行かないような国に行き複数都市を巡ろう! そういえば中央アジアってなかなか行かないよね! ウズベキスタンが遺跡もきれいだしご飯もおいしそう! 行こう!」という話になり、決まりました。

ーー実際のウズベキスタンはどうでしたか? 作品で描かれたシーンのなかで、特に印象に残っているエピソードを教えてください。

中島悠里:都市から都市へ渡るときに砂漠が多く、風景も砂多めで今まで行った国とは違う空気感でした。「シルクロードの国……!」となって楽しかったです。タクシーなどはボッタクリが多かったのですが基本的に人が優しく、ご飯も餃子やパンに似たものが多くて味付けも優しいので親しみやすかったです。

 特に印象に残っているのは、ダンスバトルを挑まれたことですね。見知らぬ外国人が入って来たのに、快く誘ってくださったのが嬉しかったです。また曲に合わせて自由自在にキレキレのダンスを踊っていて、私は体を左右に軽く振って曲に乗るのが精いっぱいの日本人なので、曲を聞いて気持ちが高ぶって自然にダンス出てくるのいいなと羨ましく感じました。

ーー中島悠里氏は多くの旅行記を描いていますが、いつも旅先はどのように決めていますか?

中島悠里:行きたい気分になったときに、行きたい気分の国を選ぶことが多いです。基本は、「1人旅だとしても場所を選べば治安に不安のない国」「今までやったことがないことができそうな国」というのが選ぶ目安になっているかなと思います。

 先日友人にセブ島に行こうと誘われて、一般的にリゾート地とイメージされる場所に行くことがあまりなく迷っていたのですが、調べたらジンベエザメを見ることができる場所がセブ島にあると知って。「ジンベエザメ近くで見れるの?行きたい!」と参加を決めました。最近は行った先でその国のツアーに申し込んで、色々なアクティビティを体験することに楽しさを覚えています。

ーー旅行記を描くうえでこだわっていることは?

中島悠里:一般的なガイド本には主に、「どの宿がオススメ」「総額いくらぐらいかかる」といった実用的な情報がメインで書かれていると思います。しかし旅行記に限らずレポ漫画やエッセイは、実際に体験したそれぞれの人の目線から見たときにどう映ったのか、感じたのかを、追体験できることが読むときの楽しみだと思っています。なのでなるべく情報メインではなく、「実際に体験したらこうだったよ」というのを読んだ人にも楽しんでもらえるように描いているんです。でも、それがあまりにも個人的だったり独りよがりになったりしないように描くのがなかなか難しいので、入れるエピソードを何回か削ったり逆に膨らませたりを繰り返しています。

ーー中島悠里氏が漫画を描き始めたきっかけを教えてください。

中島悠里:きっかけは、かわかみじゅんこさんの『パリパリ伝説』というパリで生活しながら日々起きたことを淡々と、でも楽しく描いている4コマコミックエッセイを読んだことでした。こんなに淡々と描いているのにじんわり面白いのはすごいと思って、自分も体験したことを最初は4、5コマ漫画で描くようになり、そのうちコマ割り漫画として描くようになりました。『パリパリ伝説』は、なんでもないことでも描く人によってはこんなにも面白くなるんだなと気付かせてくれた漫画で、何回も読み返しています。

ーー最後に、漫画家としての今後の展望を教えてください。

中島悠里:自分で本を出すときはずっと旅行記をメインにしているのですが、自分の体験をベースにしつつストーリー漫画などにも挑戦したいなというのはずっと思っています。人体をうまく描いたりコマ割りやセリフや間にこだわったり、色々挑戦してみたいです!


◼︎中島悠里
X(@jimapahinasu):https://x.com/jimapahinasu?s=20
『ウズベキスタン西へ東へ春の旅(海外疾走記第4巻)』:https://amzn.asia/d/08Djn1ca

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