王貞治・工藤公康らが熱視線「アジア甲子園」開催 運営には『ドラゴン桜』三田紀房

運営にドラゴン桜の三田紀房 アジア甲子園

 アジア版「甲子園」を掲げた国際野球大会「アジア甲子園2025」が、12月13日からインドネシア・ジャカルタで開幕する。

 「感動は、国境を超える」をスローガンに、『ドラゴン桜』『インベスターZ』(共に講談社)などで知られる漫画家の三田紀房が副理事を務める一般社団法人NB.ACADEMYが主催する本大会。日本の高校野球文化をモデルとした舞台をアジア圏に広げることを目指して企画された。

 第2回となる今大会には、インドネシア、マレーシア、シンガポールの3カ国から計14チームが参加し、14〜18歳の中高生世代が約1週間にわたって熱戦を繰り広げる予定。試合はトーナメント方式で行われ、7イニングまたは2時間の時間制限付きのゲームが予定されている。

 日本の高校野球や野球留学を視野に入れた取り組みでもあるという「アジア甲子園」。2024年12月にジャカルタで行われた第1回大会では、インドネシア国内の州対抗戦として8チームが参加したが、今大会では参加国を広げた「アジア版2年目」となる。前回に引き続き日本の高校野球を扱う配信プラットフォーム「バーチャル高校野球」がメディアパートナーを務め、試合の模様やハイライト映像が日本のファンにも届けられる予定。

 王貞治氏や工藤公康氏ら日本球界のレジェンドたちも応援コメントを寄せている。アジア甲子園に出場した選手が、阪神甲子園球場に立つ日も来るのかもしれない。まだ始まったばかりの決して大規模とは言えない国際大会だが、「甲子園」の名を冠したこの舞台が、アジア圏へ野球の裾野を広げる一歩となりそうだ。

 本大会開催にあたり、「リアルサウンドブック」では運営に携わっている漫画家の三田紀房へのインタビューを行った。近日公開予定。

■大会概要
日程:2025年12月13日~20日(8日間)
開催場所:インドネシア・ジャカルタ
参加年齢:14歳~18歳(2025年12月末時点)
対象/参加数:3カ国対抗戦 × 14チーム
試合形式:トーナメント制、全36試合
試合時間:7イニング制 or 2時間打ち切り
大会HP:https://event.nbacademy.jp/asiakoshien2025

「アジア甲子園大会 in ジャカルタ」クラウドファンディング(CAMPFIRE):https://camp-fire.jp/projects/891598/view

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