俵万智『生きる言葉』8万部突破 ヒコロヒー、「ゆる言語学ラジオ」水野太貴の推薦コメントも

俵万智『生きる言葉』(新潮社/4月17日発売)の累計発行部数が8万部を突破した。
本書では現代を代表する歌人ならではの「言葉」をめぐる考察が、実体験とともに続々展開される。
塩梅が難しい恋愛や日常の言葉、子育てを通して知った言葉の愉しさ・奥深さ、ネットやSNS上で出合う予想外の反応、演劇の舞台やドラマの中のセリフの妙、歌会ならではの体験と効用、和歌がコミュニケーションの中心だった「源氏物語」の時代から「万智さんAI」の現在地まで――。
日本語の足腰を鍛え、思いを相手に届けるために大切なことは何か、言葉のとびかう様々な現場で考え抜いた俵万智。歌集、評伝、エッセイなど多くの著作のある著者初めての論考作品だ。
■推薦コメント
かの谷川俊太郎さんに「現代詩の敵」と最大の賛辞を受けた女による、凄まじい分析評論
――ヒコロヒー
気を抜くと、人は言葉に使われてしまう。言葉を飼いならすヒントが詰まっている
――水野太貴(「ゆる言語学ラジオ」スピーカー)
■ 著者紹介
俵万智(たわら・まち)
1962(昭和37)年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。1987年に『サラダ記念日』が280万部のベストセラーとなり社会現象に。88年に現代歌人協会賞、2021年に迢空賞を受賞。『チョコレート革命』『未来のサイズ』『アボカドの種』『愛する源氏物語』の他、歌集、評伝、エッセイなど多くの著書がある。
■書誌情報
『生きる言葉』
著者:俵万智
価格:1,034円(税込)
発売日:2025年4月17日
出版社:新潮社
























