尾崎世界観、恩田陸、斉藤壮馬……ジャンルを超えた連載陣が並ぶ、雑誌「スピン／spin」第12号
河出書房新社のオールジャンル雑誌「スピン／spin」第12号が2025年6月24日（火）に発売される。
ポール・コックスの絵とともに表紙を飾るのは、作家・高橋源一郎のことば。表紙と目次の紙は、株式会社竹尾とコラボレーションし、現在庫限りとなった紙や、新しい紙など、毎号違う紙を使用。第12号は熊沢印刷工芸株式会社ともコラボ、タイトル部分がUV厚盛り印刷となっている。
小説連載陣に芦沢央、一穂ミチ、大森美香、尾崎世界観、恩田陸、堂場瞬一、中村文則、藤沢周。中村文則の連載「彼の左手は蛇」と、芦沢央の短期集中連載「おまえレベルの話はしてない（芝）」の連載が完結する。そして作家・佐々木譲と作家・澤田瞳子による2本の新連載もスタート。
歌人・鳥さんの瞼による最新作、劇作家・横山拓也による短篇も掲載。ミュージシャン・高田漣は書き下ろしの楽曲・歌詞「街の彼方のワルツ」を発表。最果タヒがキャラクターに捧げる「詩」の連載「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」第9回は「火の鳥未来編詩集」。
エッセイは『旅する温泉漫画 かけ湯くん』（河出文庫より刊行中）の漫画家・松本英子と、中国での澁澤龍彥の翻訳家・劉佳寧。「本の話」はグラフィック・デザイナーの西岡勉。さらに声優・斉藤壮馬の連載エッセイ「書を買おう、街へ出よう。」、書評家・ゲーム作家の渡辺祐真の連載「詩歌の話」に加え、「絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本」では歌人の服部真里子と書店員の昼間匠が「絶版本」を語る。株式会社竹尾とのコラボ企画「紙の話」は、漫画家・奈良裕己が熊沢印刷工芸を訪問した。
■書誌情報
「スピン／spin」第12号
価格 ：330円（税込）
発売日：2025年6月24日（火）
出版社：河出書房新社
本文挿画：塩川いづみ http://shiokawaizumi.com
協力：株式会社竹尾 https://www.takeo.co.jp
熊沢印刷工芸株式会社 https://kumazawa-sp.co.jp
書誌ページ：https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980829/
「スピン／spin」Webページ：https://spin.kawade.co.jp/
