Aぇ! group 正門良規、なぜ誰からも愛される? 言葉の端々に滲み出る「ポジティブさ」と「可愛らしさ」

Aぇ! group 正門良規、愛される理由

 Aぇ! groupの正門良規が初登場にして初表紙を飾る『美ST』2025年8月号増刊Special Editionが、6月17日に発売された。正門がカバーモデルに起用されると報じられるやいなや、SNSではすぐさまトレンド入り。そして、発売に先駆けて表紙写真が公開されると、ファンから「最高傑作」「大優勝」といった声が上がった。

 憂いを帯びた眼差し、凛々しい眉、艷やかな黒髪に健康的でキメの整った肌……と、その見目麗しいビジュアルが目を引くのはもちろんなのだが、今回注目すべきは左上の『美ST』ロゴに添えられたキャッチフレーズだ。

 通常、『美ST』では「40歳からはじまる美と私の再発見!」と記載されているのだが、この号では「年齢に、胸を張れる!」の文字が。実は、このキャッチフレーズは正門が取材中に考えたものだそう。「あまりに素敵だったので今回採用させていただきました」との撮影裏話が公式サイトにて明かされていたのだ。

多くの先輩を魅了する人柄「どこに出しても恥ずかしくない好青年」

 そう、正門が多くのファンを魅了している理由の一つに、この言葉選びの秀逸さがある。もともと歌も、ダンスも、お笑いも、演技も、なんでもできるグループを目指して、SUPER EIGHTの横山裕がプロデュースする形で結成されたAぇ! group。とりわけ、メンバー自ら作詞作曲を手掛け、思いの丈をぶつけるようなバンド演奏姿が多くのファンの心を掴んできた。正門もステージの上では、無骨なギタープレーが凛々しく、どちらかといえば硬派で職人気質な魅力が浸透していったように思う。

Aぇ! group【正門良規の相関図】禁断の質問に…タブーを公開!?

 実際、正門は「どこに出しても恥ずかしくない好青年」だ。SUPER EIGHTの大倉忠義、嵐の相葉雅紀、NEWSの加藤シゲアキ……と、数々の先輩たちから可愛がられてきたエピソードが聞こえてくるのも正門の誠実さがあってこそだろう。また、同期のKing & Princeの永瀬廉、なにわ男子の西畑大吾との仲の良さも有名。なかでも、永瀬がInstagramを開設した際には、まっさきに西畑と共にゲストとして呼ばれていた正門。永瀬のやりたいことを一緒に叶えていこうとするライブ配信の姿に、面倒見の良さを伺い知ることができた。

 そんなしっかりしている印象を持ちながら、どこか「ぽやぽや」しているという穏やかさも正門の良さ。以前、亀梨和也のYouTubeチャンネルにゲスト出演した際にも、丁寧な言葉遣いで気持ちの良い後輩っぷりを見せながらも、ファンから「ぽや門(ぽやぽやしてる正門)」と愛されている理由がわかる場面があった。例えば、散歩をしながら亀梨が「俺んちがさ、木の下なのね」と話すと、すぐさま「メルヘンなところに住んでるんですね」とニッコリ。また、歩きながら亀梨に伸びた街路樹の枝が引っかかりそうになると「アグレッシブな枝!」とツッコむ。目の前のことをできるだけ楽しく変換し、人の心を温める言葉を無意識に選ぶ人なのだと感じた。

【歩】Aぇ! group 正門良規と東京の街を散歩!涼しい風が気持ち良すぎます。

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