GENERATIONS 小森隼「20代はがむしゃらだった」 初エッセイ『「大丈夫」を君に届けたい』に込めた想い

GENERATIONSの小森隼が、6月13日(金)にHMVエソラ池袋にて『小森隼エッセイ「大丈夫」を君に届けたい』発売記念イベント プレス取材会に登壇。本に込めた思いや、この日30歳の誕生日を迎えた今の心境などを語った。

当日は、小森隼の30歳の誕生日ということもあり、スタッフから小森にサプライズで誕生日ケーキと花束のプレゼントが贈られた。小森は「誕生日っていいですよね。最近好きになったんです」と照れくさそうに感謝を伝えると、会見がスタート。小森は、「自分が30歳の節目ということもあって、今の自分を形に残しておきたいという気持ちがあった。自分が思ってたよりもたくさんの方にお祝いしていただいて、凄く嬉しいなというのが率直な気持ちです」とコメントした。
初エッセイのタイトルに込めた思いについては、「『大丈夫』という言葉は、僕の中で凄く大切。GENERATIONSとして活動していくなかで、自分自身に言い聞かすように『大丈夫』という言葉をたくさん使ってきた。『君』というのは実は自分に向けて言っている言葉でもあり、自分は自分にしか愛せないという思いも込めた」と語る小森。お気に入りの写真については「プライベートでも親交のあるフォトグラファーの大峡典人さんに入ってもらった。プライベートのふとした瞬間を凄く綺麗に切り取って下さる。僕がふと景色を見ている時、自分でも撮られてるのに気づかなかった写真がお気に入り」と説明した。

30歳の目標を聞かれると、「GENERATIONSというグループでデビューさせていただいて、今年で13年目。また一から丁寧に、もう一度やり直したいなという気持ちでもあります。まだまだ経験していないことがたくさんあるので、新しい目標を達成できるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。また、帯を書いた白濱亜嵐からの感想については、「隼がどこでこういうことを感じて、どこでこういうふうに考え方が変わったのかというのを、俺は全部見てきたから、それが凄く手に取るように分かる。読みやすくて、本当に隼らしい」という言葉をもらったそうだ。
エッセイを通して、人生を改めて振り返った小森は、「色んなことを忘れていた。そういえば学生時代にこんなことあったなとか、幼少期に母親とこんな話をしたなとか。学生時代に感じた夢と現実のギャップとか、母親との関係性とか、自分がデビューしてから感じた劣等感とか、この書籍を書くために思い出したことがいっぱいあった」と語りつつも、「20代はがむしゃらだった。最近になって、徐々に自分にフォーカスできるようになって、だからこそ今回のエッセイが書けた。これからの人生は、自分のことをちゃんと見てあげなきゃなって感じました」と明かした。
