THE RAMPAGE 神谷健太「中身のあるかっこいい男になりたい」 初写真集『光と影』発売イベントで30歳の抱負を語る

THE RAMPAGE 神谷健太「かっこいい男に」

 THE RAMPAGEの神谷健太が、12月23日(火)にSHIBUYA TSUTAYAにて行われた『光と影 神谷健太 1st 写真集』(宝島社)の発売記念イベントに登壇。写真集に込めた思いや、30歳を迎え今後に向けての目標を語った。

『光と影 神谷健太 1st 写真集』(宝島社)

 LDH JAPAN所属の16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のパフォーマーとして活動するほか、同グループの派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」のボーカルとしても活動の幅を広げる神谷健太。初の写真集『光と影 神谷健太 1st 写真集』のテーマは「光と影」。神谷の纏う色気や内に秘める想いなど、目には見えないものを写し出した一冊で、神谷健太の「今」を飾らず、ありのままに詰め込んだ“問題作”となっている。

 30歳の節目の年に初の写真集を発売することになった今の心境を、神谷は「THE RAMPAGEも10年、この会社に入って12年ぐらいお世話になって。30歳という年齢で思うこともいろいろあって、仕事面でも私生活の面でも、改めて30歳に突入するということで、まだまだ未熟だなと思うところもたくさんあります。そういうところもしっかりしないといけないなと思う反面、20代を生きた証、この歳、今日も今日しかないじゃないですか。その30歳の証を、自分が生きた証として残したいなと思って。そのタイミングでこのお話をいただき、出版社さんの熱もありがたいことに受け取らせていただいたので、この歳にできて良かったと素直に思いました」とコメントした。

 撮影地に神谷の故郷・沖縄を選んだ理由については、「沖縄から東京に出てきたのが18歳。高校を卒業して12年ぐらい経つ中で、やっぱり沖縄に帰ると沖縄でしか出ない顔があると周りからすごく言われたんです。東京は僕にとって戦場の街みたいな感覚で、仕事もそうですし、欲望が渦を巻いている街だと思っているので、どうしても表情がキュッとなる。でも、それが唯一解放されるのが沖縄。沖縄に行くと、自分でもこんな笑顔ができるんだと思うくらい自然な笑顔になりますし、顔の筋肉が緩むというか。そういった面も写真集で表現したくて。題名が『光と影』なんですけど、自分の中でもずっと裏テーマとしてあって、まさしく東京と沖縄だなと思った。その点で沖縄を選ばせていただきました」と説明。

 12年前に上京した当時を振り返り、「高校を卒業して、翌日にはもう上京しようと思ったんですよ。卒業式の時に『これは明日東京だな』と思い込んで、親にも言わずにバッグ一つで。姉が東京に住んでいたので、そこに行って、スクールに通わせていただいて、そこからオーディションがあって寮に入って、LDHに選んでいただいた。ずっと歌とダンスの生活でしたね」と語る。

 上京して一番驚いたことについては、「電車が意味分からない。本当に複雑で、それでめっちゃ遅刻もしましたし、遅刻して『こっち悪くない』と思ってるのにめっちゃ怒られるとか」と、鉄道がモノレールのみの沖縄出身ならではのエピソードを披露。さらに「あとは挨拶するときに、みんなめっちゃ怖い顔で挨拶する。沖縄だったら怒ってるのかなって思うレベル。あと歩くのが速い。速すぎてぶつかっても何も言わない。これは東京の悪いところだと思っているので、僕から変えていきたいなと思っています」と宣言した。

 撮影で一番の思い出については、「この写真集を作るにあたって、『唯一僕が一つだけやりたいことがあるんです。それが、歌舞伎町の街で、雨が降っている中で道路に寝たいんです』と提案させていただいた」と明かし、その理由を「ファンの皆さんから帝王と呼ばれたりするんですけど、自分の長所でもあり短所でもあるんですが、結構素直な人間で、嫌なことも良いこともすぐ言ってしまう。帝王と呼ばれたり、夜の匂いがすると言われたりする中で、ファンの皆さんが求めているものを形にしたかった。夜といえば歌舞伎町、しかも雨の中で寝そべりたいと思った」と説明した。ただ、撮影期間の約2週間はなかなか雨が降らず、締切ギリギリまで待機。フェスのライブ直前に急遽撮影されたという。周囲のメンバーからは「健太っぽい」という反応だったことも明かした。

 お気に入りのページには、雨の水滴が写る写真をチョイス。「水の角度から奇跡の一枚。水滴の位置や角度、僕の顔まで全部がすごくよく写っている。撮影初日だったんですけど、現場がめっちゃ湧いて、これでチームの絆が深まったくらい。絶対載せてください」とアピールした。

 今後の人生の目標については、「今年は会社の中でも1、2を争うライブ量で、THE RAMPAGE、MA55IVE THE RAMPAGE、EXILEもやらせていただいた。来年はMA55IVE THE RAMPAGEでマイクを持つのはもちろん、THE RAMPAGEでも新しい形を模索していて、いろいろ進めているので、ファンの皆さんにとっても喜ばれる年になると思っています」と語り、「自分自身も、よりマイク、歌、表現者として。ダンスも表現の一環なので固執するわけではなく、歌もやるし、できるなら演技にも挑戦したい。自分がやれる表現であれば頑張りたい。新しいことに挑戦しながら、40歳、50歳と中身のあるかっこいい男になりたい」と目標を掲げた。

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