『松尾潔のメロウなライナーノーツ』刊行へ 90年代R&Bのライナーノーツ52本を収録

音楽プロデューサー・作家として活躍している松尾潔の新刊『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)が2025年6月20日に発売される。
【画像】音楽プロデューサー・松尾潔の新刊『松尾潔のメロウなライナーノーツ』の内容
本書は、松尾の原点となる300タイトル以上にも及ぶ90年代R&BのCDライナーノーツから自選・厳選して52本を収録したもの。資料的な正確さに支えられながらも、多彩なアプローチが試みられており、エンターテインメントとしても読み応えのある内容となっている。また、現地で収録されたアーティストの生の声も必見だ。
■書誌情報
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』
著者:松尾潔
装画:遠藤舞
発行:リットーミュージック
定価:3,300円(税込)
発売:2025年6月20日
■松尾潔 プロフィール
1968年、福岡市生まれ。音楽プロデューサー・作家。早稲田大学在学中よりR&Bジャーナリストとして活動。「ニュージャックスウィング」をいち早く日本に紹介。豊富な海外取材をベースとした執筆活動やメディア出演を重ね、20代にしてアメリカの業界誌『BLACK RADIOEXCLUSIVE』に「日本のR&B市場に最も影響力をもつ人物」と紹介される。久保田利伸との交流をきっかけに90年代半ばから音楽制作に携わり、SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後プロデューサー、ソングライターとして平井堅、CHEMISTRY、東方神起、SMAP、JUJU等に提供した楽曲の累計セールスは3000万枚を超す。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で日本レコード大賞、天童よしみ「帰郷」で日本作詩大賞、JUJU『DELICIOUS 2』(アルバムプロデュース)で日本ゴールドディスク大賞〈ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー〉を受賞するなど、ヒット曲・受賞歴多数。著書に小説『永遠の仮眠』(新潮社)、社会時評集『おれの歌を止めるな』(講談社)など。2010年にスタートした NHK-FMのR&Bプログラム「松尾潔のメロウな夜」(DJ・選曲・構成)は、2024年に惜しまれつつ放送終了。本書は同番組終了後初めての音楽本となる。























