俳優・窪塚愛流「自分はどんなときでも等身大」ありのままに語った、家族と友人へのリスペクト

窪塚愛流、家族や現在への思いを聞く

注目を集める現在の心境は?

 

ーー今クールで最も注目を集めているドラマ『御上先生』に出演し、知名度も上がっていますが、現在の心境はいかがですか。

窪塚: 最近、自分自身を見てくれる方が増えてきたと感じています。以前よりもそう感じる瞬間が増えたことが嬉しいです。

ーー自分自身を見てくれる、ですか。

窪塚:はい。俳優活動を始める前から、僕自身よりも「(父・窪塚洋介の)息子」として見られることが多くて、「窪塚愛流」という僕自身を見てくれるのは友人しかいませんでした。もちろん、父とは見た目も似ていますし、僕自身も父をリスペクトしているので、そのこと自体が嫌だというわけではないのですが、ただやっぱり僕自身を見てもらえないことが寂しかった。

 俳優活動を始めてからは「二世」としての立場を受け入れ、むしろその肩書きを背負うつもりでいました。でも、作品を重ねる中で、少しずつ「窪塚愛流」という一人の人間として見てくれる方が増えている。そう実感できる機会が増えてきて、それが嬉しいです。

ーー大きな注目を集めると、仕事の向き合い方にも変化が起きるものなのかと思いますが、変化したことはありますか?

窪塚: 自分はどんなときでも等身大で、その瞬間に感じたことを正直に表現することを大切にしていて。もちろん経験を重ねる中で培ったことはたくさんありますが、今も昔も自分の根幹は生まれた時から変わっていません。仰っていただいたような認知されていることも自分では実感はなくて、活動を始めてから仕事に向き合う気持ちは変わっていないです。

 この前も久しぶりに友達と電話で話して、その友人から「最近、全然話してこやんな〜」と言われたのですが、全くそんなことはなくて。その電話も僕からかけているんです(笑)。みんなが僕を遠い存在にしようとするんです(笑)。それは僕が仕事で忙しいと思ってくれていて、彼らなりの優しさだと思うのですが、それにしてもあまりにも話しかけてこなくなって(笑)。だけど、僕は何も変わっていないんです。

ーー環境が変化しても窪塚さんが大切にしている根っこの部分は変わらない。

窪塚: 「自分ができることをやる」というのがモットーで、活動を始めた当初から俳優としての根幹は何も変わっていません。今後俳優として作品にたくさん出演させていただいても、僕は決して「置きに行く」ことはしたくなくて。作品ごとに新たな自分を生み出したいし、僕自身もまだ知らない自分がたくさんいると思うので、常にワクワクしながら挑戦し続けたいです。

色んな作品に出演させていただいて、こうやって取材をしていただいて、日に日に楽しくなってます。

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<応募締切> 2025年4月8日 23:59まで

プロフィール

窪塚愛流(くぼづか・あいる)
2003年、神奈川県横須賀市生まれ。2021年から本格的に俳優活動を開始。2024年には映画『ハピネス』で初主演。最近の出演作に日曜劇場ドラマ『御上先生』、映画『恋を知らない僕たちは』など。初舞台となる『ボクの穴、彼の穴。W』にも出演。その瑞々しい存在感と演技を着実に成長させている。

書誌情報

タイトル: 『窪塚愛流 1st写真集 Lila』
撮影: Great the kabukicho
定価: 3,850円(税込)
発売日: 2025年3月5日(水)
判型:A4版
頁数:128ページ
ISBN:978-4-09-682474-0
発行:小学館

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