世界で大ヒット中! Netflixシリーズ『トラウマコード』のwebtoon版『重症外傷センター:ゴールデンアワー』を試し読み

1月24日にNetflixで配信を開始した韓国発の医療ドラマ『トラウマコード』が絶好調だ。非英語作品の週間グローバルランキング初登場3位、日本を含む世界26カ国でトップ10にランクイン。さらに、最新のグローバルランキングでは1位、日本でも5位にランクインとおり、放送開始からより人気が高まっている状況だ(2025年2月5日現在)。して名俳優チュ・ジフンが演じる主人公、破天荒だが高い志を持った医師ペク・ガンヒョクの活躍に注目が集まっている。
原作は自身も医師として医療に従事したHansanleegaによるウェブ小説『重症外傷センター:ゴールデンアワー』で、リアリティのある描写にも定評がある本作だが、ドラマの続きが知りたいと思っても、残念ながら日本語版が存在しない。そんななかでチェックしたいのが、LINEマンガとebookjapanで独占配信中のwebtoon版だ。縦スクロール&フルカラーで、アニメのような感覚で楽しむことができる。まずは第一話を読んでみよう。
本作の舞台は、韓国大学病院の「重症外傷センター」。緊急の治療を要する患者が日々、運び込まれる過酷な現場だが、国の支援も虚しく機能不全に陥っていた。そんな組織を再生させるため招聘されたのが、国際救護医師会に所属し、戦場で多くの命を救ってきた外傷専門医、ペク・カンヒョク(※ドラマ版ではガンヒョク)。生命の危機に瀕した患者に残された最後のチャンス「ゴールデンアワー」を守るべく、戦い続ける医師たちの物語だ。
「原作を医師が手掛けている、救急医療を舞台にした物語」と聞くと、重苦しい内容を想像してしまうかもしれないが、ドラマを観てもわかるとおり、アクションやコメディの要素も含んだエンターテインメント作品になっており、またwebtoon版は人によってはグロテスクにも感じられる背術中の描写にも配慮があって、大きなストレスを感じずに読めるのがいい。何よりペク教授の痛快なキャラクターが際立っているため、読み心地は爽やかだ。
ドラマ版とwebtoon版では設定やエピソードに相違点もあり、それぞれの楽しさがあるので、「シーズン2に備えて先を読むのは控えよう」とは考えなくてもよさそうだ。どちらから楽しむかはあなた次第。トレンドに乗り遅れないよう、人気ジャンルと言える「医療ドラマ」の最新系をチェックしておこう。
『重症外傷センター:ゴールデンアワー』
作品URL:https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0001433
©Hong bichira·Hansanleega/LINE Digital Frontier ©JC MEDIA