『るろうに剣心』クライマックス間近 沢下条張、本条鎌足……今後登場する十本刀キャラの強さを考察

"盲剣"の魚沼宇水と"明王"の悠久山安慈、どちらが強い?

 十本刀で、志々雄に全幅の信頼を置かれている側近・瀬田宗次郎に次ぐ実力を持つメンバーといえば、"盲剣"の魚沼宇水か"明王"の悠久山安慈だが、果たしてどちらの方が強いか考えたことはあるだろうか?

 エピソード内で十本刀同士が死闘を繰り広げることはないが、宇水はかつて志々雄に敗れて目を切り付けられて失明し、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になったという過去を持つ。対する安慈は、利害の一致から十本刀に参加。ただし、志々雄から一目置かれており、殺人や襲撃などの命令を下されてもそれを実行に移すかは安慈自身で決めて良い、という許しを得ているのだ。

 また、宇水は京都大火作戦で巻町操を殺害しようとした際に、無駄な殺生を嫌う安慈から妨害されて引き下がっている。宇水自身が、安慈と戦えば無傷でいられないと引き下がった形だ。こうした事実から推測すると、実際の実力でいうと安慈の方が上ではないか、という仮説が成り立つ。

 十本刀は、剣心以外のキャラと戦うメンバーも多く、原作エピソードからその実力を正確に順位づけすることはできない。ただ、彼らが志々雄の配下となった背景や待遇差などを比較していくと、今後の京都動乱編をより楽しめることは間違いないだろう。

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