『はたらく細胞』映画化! 佐藤健演じるイケメン白血球による、戦隊ヒーロー顔負けのアクションを振り返る

『はたらく細胞』白血球がカッコいい

 シリーズ累計発行部数950万部超え、12月には実写映画化を予定しており話題を呼んでいる『はたらく細胞』。細胞を擬人化するというユニークなコンセプトで、体内での様々な活動が、時には激しいアクションとして描かれている。この劇場版の白血球役を人気俳優・佐藤健が務めるということで、漫画でのヒーローもの顔負けのシーンをピックアップして紹介したい。

キャップ&ツナギ衣装とナイフであらゆる細菌を排除!

 『はたらく細胞』は体内の細胞たちを主人公に、「肺炎球菌」「スギ花粉」「インフルエンザ」「すり傷」などの病気・怪我や体内で起こるあらゆる事象を紐解いた人気漫画だ。病気や身体が不調に陥った時に大活躍する細胞といえば、体内に侵入した病原体やウイルスと戦い、免疫力を高める役割も果たす白血球。劇場版では、この役をこれまで様々なバトルアクション作品に出演してきた佐藤健が熱演。6月に行われた映画の舞台挨拶では「自分の集大成」「るろうに剣心以上のアクション」と言い切り話題となっている。

 漫画での白血球は、白いキャップとツナギ姿の背の高い男性として描かれている。初登場は一話目「肺炎球菌」のエピソードで、球菌に襲われ赤血球たちが混乱する中、細胞たちに攻撃を加えようとした球菌にナイフで切り掛かる。根がクールなのか残虐なのか、それとも「球菌と闘い駆除するのが自分の仕事」と割り切っているからなのか、表情を変えず球菌をズバッと切りつけて殺傷するシーンは地味に怖い。

 また、素手でのバトルや道具を使って吸引・消去するのではなく、ナイフで切りつけるため、ウイルスを殲滅した際白いツナギが血まみれになり、白い服と赤い血のコントラスト、そして冷たい表情がダークヒーローばりにカッコ良いのだ。漫画の一話目にしてアクション要素満載で白血球のカッコ良さに目がいく登場シーン。映画予告編では佐藤健が白塗りメイクも披露しており、ヒール感が強調されている。果たして、原作のダークヒーロー感をどう表現しているのかにも注目したい。

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