『ONE PIECE』厳しい世の中を生き抜く現代人にも激刺さり! 心に残るルフィの名言3選
『ONE PIECE』のルフィといえば楽観的で自由奔放、面白そうだと思えばすぐに行動するまっすぐな性格。ゆえにあまり頭のいいことを言っているイメージはないと思われがちでは亜あるが、やはり国民的漫画の主人公。ァンの心に刺さる名言や名シーンは数多くある。今回はそんなルフィの心に刺さる名セリフを紹介していきたい。
初期は名言の宝庫? 東の海編・バラティエでの名シーン
初期のルフィはファンの間でも名シーンが多いと言われているが、その中でも特に読者の心を打ったのが、東の海(イーストブルー)編・バラティエでの「死ぬことは恩返しじゃねえぞ!!!」というセリフ。命の恩人であり、育ての親でもあるゼフの店兼船を守るために死ぬつもりだったサンジに対してルフィが言ったセリフだが、ルフィ自身もシャンクスの腕を犠牲に助けてもらった過去があるからこそ言葉に重みが増した作中屈指の名言だ。
ちなみにこの時のサンジはルフィの言っている意味があまりわかっていなさそうな反応をしていた。しかし、きちんと人間として扱われてこなかったサンジの過去が明かされてから読むと、サンジのこの反応にも納得がいく伏線シーンと言われている。
ネット上でも「幼少期の教育によって自己肯定感が欠如すると、その後いい出会いがあっても一生引きずるという好例」「この言葉、サンジにはいまだに少し伝わりきっていない気もする」といった意見が上がっていた。
麦わら海賊団の在り方を示した印象深い言葉
東の海(イーストブルー)編では他にも名言があり、アーロンパークでの「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」というセリフが有名。自分にはできないことがたくさんあり、だからこそ仲間が必要なんだということを訴える名言だ。
アーロンに「てめぇに何ができる」と言われて「お前に勝てる」とルフィが返すところは、麦わら海賊団のチームの役割や在り方を端的に示した名シーンとなっている。ネット上でも「インパクトがあった」「一見不自然だけど味わい深い言葉」と評価する声が続出していた。