【推しの子】アニメ2期の見どころは原作者と制作側の衝突? 「メディア化」にかかわるリアルな問題描く

【推しの子】アニメ第2期の見どころを解説

 ただ『【推しの子】』では、漫画のメディア化において起こりそうなトラブルと、それを乗り越える作家と制作陣の努力が描かれている。原作者には寝食を削って作り上げてきた作品やキャラクターに対する深い思いがあり、脚本家には限りある上演時間の中で作品の面白さを伝えるため必死に考え抜くプロフェッショナリズムがある。

 両者がどこで折り合うのか。アニメの中でどれだけ詳細に映し出されるのかといった気になる部分がいくつもある。いずれにしてもある面では対立し、しかし「面白い舞台を作る」という目的を共有した原作者と制作サイドは、本筋と言える主要キャラクターたちの成長物語と同じように注目したいポイントといえるだろう。

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