乙骨憂太の「模倣」、クロロの「盗賊の極意」……最強クラスが並ぶ漫画の“コピー能力”を考察

コピーキャラはスポーツ漫画でも最強!

「コピーキャラ最強説」を裏付けるのは何もバトル漫画だけではない。『黒子のバスケ』の「キセキの世代」の1人・黄瀬涼太は一度見たプレイをすぐに自分のものにできる「模倣」能力の持ち主。しかも黄瀬の場合、高い身体能力によりオリジナルよりも高い完成度で再現するというのだから、「模倣」された側からしたら堪らない。

 さらにインターハイでは、当初はコピーできなかった黄瀬と同等の能力を持つ「キセキの世代」のプレイを真似た「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」も披露。制限時間があるとはいえ、「キセキの世代」全員のプレイを駆使する黄瀬はまさにチート級だった。「才能あるのに努力もできる」と読者からの人気も高いため、人気実力共に最強のコピーキャラと言っていいだろう。

 ネット上では他にも「魔人ブウが取り込んだキャラの技を使ってるのを見た時は絶対勝てないと思った」「コピーとはちょっと違うけど『ONE PIECE』の黒ひげもグラグラの実の能力奪ってたよな。強さも残酷さも間違いなくチート級」との声が。

  さまざまな漫画に登場するコピー能力。相手の必殺技をコピーすることが多いため、戦闘力のアップはもちろん相手に与える心理的ダメージも絶大だ。何度も使い古された少年漫画では定番の能力ではあるものの、登場するとついついワクワクしてしまうことは否定できない。

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