『ジョジョ』カーズ、『るろ剣』志々雄、『BLEACH』は誰?……強すぎて読者を絶望させた漫画のラスボスたち

読者を絶望させた漫画のラスボスたち

 漫画やアニメに出てくるラスボスといえばもちろん強いのは当たり前で、物語に出てくる敵の中で一番強いというパターンがほとんど。しかし中には「こんなの本当に倒せるのか?」「設定盛りすぎちゃったか?」と読者を不安にさせてしまうくらい強すぎるラスボスもいる。そこで今回は、ラスボスが強すぎて心配になった漫画をいくつか紹介していきたい。

未だ死んでいない究極のラスボス

 はじめに紹介したいのが、ネット上で多くの人が名前を挙げている『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部に登場したカーズだ。カーズは優れた身体能力を持つ、人類が誕生するより以前から存在していたとされる「柱の一族」のひとり。作中では石仮面を使って、さらなる究極生命体へと進化。「柱の一族」の唯一の弱点であった太陽の光を克服し、IQはなんと400に。短時間での傷の回復や他の生物の能力が使用可能になるなど、あまりにも最強すぎる設定のラスボスになってしまった。

 ネット上でも「設定ぶっ飛びすぎだろ」「絶望感がすごい」「誰も倒せない」など、カーズの強さに驚愕したという声が多く上がっている。結局は主人公のジョセフ・ジョースターもカーズを倒すことができず、火山の噴火の勢いで宇宙に飛ばすという無理やりな解決に至った。ちなみにカーズはまだ死んでおらず、宇宙を漂っているという設定になっている。

強すぎるラスボスだからこそ生まれる共闘にシビれる

 カーズと同じく最強すぎるラスボスとして名前が挙がっていたのが、『BLEACH』のユーハバッハ。「見えざる帝国」を率いる滅却師の始祖であるユーハバッハは、主人公・黒崎一護の味方側の中では最強格だった護廷十三隊の総隊長・山本元柳斎重國相手に能力を温存したまま勝利。未来視の能力を持っており、未来を自由に変化させることが可能というチートっぷりに、ネット上でも「強すぎて誰も倒せないわこれ」「どうやって戦えばいいんだ」などの声が上がっている。

 ユーハバッハも主人公の一護だけでは倒すことができず、ライバルである石田雨竜とかつての敵である月島秀九郎や藍染惣右介の協力で倒すことができた。この倒し方はファンの間でも「熱い」と今でも語り継がれている。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる